ｶﾘｷｭﾗﾑ区分開講年次臨床死生学 Cl inical Thana tology 授業科目２年次後期選択必修選択単位数時間数１単位科目 15 時間分類担当教員看護学の基盤となる科目Ⅱ 井口授業形態悦子（専任）講義使用教室授業の目的及びねらい臨床現場において死に直面する患者とその家族のケアを行うためには、自らが「生と死」に向き合う意義を探究することが必要である。そこで生と死に関わる様々なテーマ、ホスピスとその歴史、その人らしい生き方・死に方、死に向かう・看取る者の心理、並びに支援方法について教授する。授業のキーワード生と死、死の準備、ケアリング、パリアティブケア、ホスピス講義回数第１回第２回第３回第４回第５回第６回第７回第８回授業内容及び計画 Ⅰ: 死生学とは何か 1. 死生学の必要性 2. 死への準備教育 Ⅱ: 死の文化的特性 1. 日本人の死生観、地域文化と死生観 2. 葬送の歴史、死にまつわる儀礼の意味 Ⅲ: 死別による悲嘆 1. 悲嘆とは 2. グリーフケア Ⅳ：死の概念 1. 死のメカニズム : 生物学的な個体死 2. その人らしい死に方とは : 安楽死・尊厳死について Ⅴ：死にゆく患者の苦悩と癒し 1. 死にゆく患者の苦悩 2. 死にゆく患者とのコミュニケーション 3. 死にゆく患者の癒し Ⅵ：看取りケア 1. 家族の看取り体験 2. ホスピスケアの歴史と実際 Ⅶ：看取りケアに携わる看護師の悲嘆 Ⅳ：自らの「死生観」について考えるテキスト参考文献・ E . キューブラー・ロス、『死ぬ瞬間：死とその過程について』（中公文庫、 2001）成績評価の方法と基準レポート 8 0％、平常点 2 0％（出席、授業への取り組みなどを含む）教員から学生へのメッセージ