平成27年度「明日を拓く人材育成事業」 実践指定校実践例 県立豊丘高等学校 地域連携による人と人との繋がり ~「きずなボランティア」から学ぶもの~ 1 事業のねらい 社会に貢献できる人間の育成を目指し、地域連携を図った自主的な社会体験活動を通して道徳教 育の実践活動を行う。現代社会の課題を見つめたうえで、コミュニケーション能力の向上やモラル を身につけ自立した人間性を育てる機会とする。 2 事業の実施内容 (1) 地域連携によるボランティア活動への参加(5月) 市主催の善意フェスティバルほか(①若鷹同好会、②学校家庭クラブ、③希望者) (2) 家庭クラブ講演会(1年全員、生活文化科1年~3年) 「障害を乗り越え、今を生きる」 車いすバスケットボールチームのメンバーによる講演会と体験交流会(7月) (3) 特別支援、保育園、福祉施設等への訪問活動(5月~11月) (家庭クラブ、生活文化科1~3 年) (4) 異校種(聾学校・保育園)での出前授業 和太鼓・クッキーアイシング(7月~8月) (生活文化科 1・2・3年、和太鼓部員) (5) 地元の伝統工芸家による講演および実演見学(10月) (生活文化科 3 年) (6) 地域での本事業活動報告会および「子ども向け発表・和太鼓体験会」実施 (2月) (生活文化科 3 年) 3 事業の成果 ・障害を持ちながらも前向きに力強く生きている人たちの講演と体験交流会を通して、障害者の立 場に立って物事を考え、社会で共生することの大切さを学ぶ良い機会となった。 ・施設訪問活動では、豊橋聾学校の小学部の生徒やの保育園児との交流を通して、社会の一員とし ての自己の在り方、生き方を見つめ直し、思いやりの心を育てることができた。 ・地元の伝統工芸作家の生き方、考え方を知るとともに、訪問活動や交流会を通して、生徒たちは 主体性や判断力、行動力を身につけることができた。 身体障害者による講演会と実技交流会 異校種での出前授業(和太鼓部) 保育園の訪問活動(アイシングクッキー) 本事業の活動報告会&子ども向け発表会
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