<保小連携による保育> 保育園と小学校では、子どもたちの学ぶ場所は違いますが、保育園から小学校入学へと円 滑な接続と、子どもたちの健やかな成長は、保育士、教師ともに願うものであり、両者が共 に子どもの育ちを見つめ直し、共通の発達観を持つことが大切と考え、平成22年度から、 幼稚園・保育園・小学校の連携推進委員会を立ち上げ、その後毎年、保育士、教師による相 互の一日体験や、合同の参観研修を行ってきています。 これらの事業は、確実に成果を上げ、保育士や教員の意識改革を促すことにつながってい ます。 更に平成26年度は、伊那市版の幼稚園・保育園・小学校の連携プログラムを作成し、2 年目になります。年長5歳児の10月から3月までのアプローチカリキュラムを参考に、1 年生に入学してからの1学期の指導計画(スタートカリキュラム)を作成し、子どもが保育 園から小学校への段差を滑らかに超え、保育園の育ちが小学校でもつなげてスタートできる ようにしていきます。 また、このプログラムだけでなく、学校探検、給食体験、共同の畑づくり、子ども同士の 交流も行い、子ども達が保育園から小学校に、スムーズに移行できるよう、今後も小学校と の連携を、充実させていきます。
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