熱射病

熱中症について
高い気温や運動で
汗をかく
予防するには
→
体内の水分が失われるのと
同時に塩分も失われる
↓
体重の2%以上の水分が失われると → のどが渇く ( 水分補給のサイン)
運動能力が低下する (-25%)
↓パフォーマンスを回復させるには?
失った分だけ水分と塩分を摂取することが必要となる
→カラダに効率よく吸収させるには→さらに糖分も必要となる
水分・塩分の補給を怠ると
↓
脱水がすすむと
↓
↓
血液が体内を円滑に回らなくなる
水だけを摂取すると
脳への血液量が下がると
熱疲労
↓
↓筋肉に異常が起こる
熱失神
脱力感、
倦怠感、
失神、
顔面蒼白
めまい、
頭痛、
吐き気 めまい、
↓
血液の塩分濃度が下がってしまい
↓
↓
熱けいれん
手がしびれたり、おなかの
筋肉がぴくぴく痛くなったり、
こむら返りがおこる。
体温が高くなり、放熱できない状態が続くと意識障害が起こる
↓
熱射病
中枢神経に異常をきたした状態で、
意識障害がおこり、死に至る可能性も高くなる
熱中症が起こった場合の対処方法として
1. 意識障害レベルの確認 → 重度の場合は、すみやかに救急へ
2. 涼しい場所への移動、衣服を緩めて、足を上げて寝かす
3. 首の裏、脇の下、内腿を冷やし、水分の摂取
→様子を見て、意識や状態の改善がみられない場合は、病院へ
1. 水分と塩分を効率よく摂取することが必要
こまめな
水分補給
吸収効率
を考える
15 分∼20 分毎に補給を心掛ける
1回の摂取量は、200∼250ml 程度にし
ガブ飲みしないこと
水よりスポーツ飲料やイオン飲料が良い
ナトリウムが 100ml あたり 40 80g が良い
さらに 糖分 (4∼8%) が含まれているとなお良い
(吸収率、疲労回復スピードに好影響)
ポカリスウェットイオンウォーター、アクエリアスなどが良い
カロリーオフより、カロリー摂取できる方がより良い。
お茶や水に塩を適量入れるのも良い。( 塩分 0.1∼0.2%)
天然芝などで、試合中の飲料が、水以外はNGの
場合がありますが、試合コート外ではOKですので、
塩分を含んだ飲料を別途ご用意いただいたり、
塩分を含んだアメやタブレットでも良いです。
2. 運動量に応じた水分量の用意
目安
運動時間が1時間程度の場合→ 1リットル
運動時間が2時間程度の場合→ 2リットル
運動で体重が減った分 = 水分摂取が必要な量
3. その日の体調を整えることが必要
十分な睡眠
寝不足になると、疲れやすくなる
日頃から気をつけることが必要
朝食の摂取
無理に摂取するのではなく、摂取効率や
摂取方法を工夫する必要
服装など
薄着を心掛け、帽子やタオルなどの
日射対策も心掛ける
早めに起きて、とりやすい方法で朝食・水分を摂取