~6月から9月は 衛生面に特に気をつけましょう~ これからの時期は、食中毒菌が増えるのに適した気温であり、食中毒の発生が増えます。特に抵抗力の 弱い子どもは食中毒にかかりやすく、重症化する可能性がありますので注意が必要です。ご家庭でもより 衛生面に気をつけてください。 ●応急処置● ●食中毒の症状● ・素人判断で吐き気止めや下痢止めの服薬は避けましょう。 かぜと似た症状があるので、 (薬を飲むことで食中毒菌を体内から出すのを妨げてしま よく観察をしましょう。 います。) ・嘔吐や下痢があるときは、脱水症状を防ぐために水やスポ 急に吐き気、嘔吐、腹痛、 ーツドリンクで水分を補給します。 発熱、下痢、血便、神経症状 ・意識がはっきりしないときは体を横向きにして、嘔吐物に (めまい、しびれなど) よる窒息を防ぎます。 が起こります。 ※早めに医療機関へ受診することが大切です。 ・野菜類はよく洗い、肉や魚は十分に火を通す。 ご家庭での 予防対策 ・食品は早めに食べる。 ・食器もよく洗い、よく乾燥させる。 ・普段から手洗いの習慣をつけ、食事の前は特に念入りに手を洗う。 ●手洗いの習慣をつけるために● ● 食事の前に手を洗う、帰宅後やトイレの後に手を洗うなど、手洗いの習慣は すぐには身につかないものです。子どもに繰り返し教えていきましょう。 ◇赤ちゃんのとき◇ 外から帰ってきたら、大人が濡れタオル等で子どもの手を拭きます。 「きれいになって気持ち いいね。」などと、声をかけながら手を拭いてあげましょう。 ◇子どもが立てるようになったら◇ ・外から帰ってきたら、帰宅後は洗面所へ行きます。大人が後ろから手をそえて、子どもの手を 包むようにして、石けんをつけて、一緒に手洗いします。 ・洗面台が高くて手が届かない場合は、踏み台を置いたり、子どもの手の届くところに、タオル や石けんを準備するなど工夫をしましょう。 ・水道から水が出るのが面白くて、水で遊ぶこともありますが、大目に見ましょう。 一人でやりたがってもほったらかしにしないで、少し離れて見守りましょう。 子どもが手を清潔にする習慣を身につけることはとても大切です。繰り返しやっていくことで習 慣がつきます。子どもができたことを褒めてあげると、どんどん自分からすすんでやるようになり ます。親子で取り組んでみましょう。 <日野町保健センター> - 2 -
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