2010 旬とは・・・ なつの巻 その食材の味のよい食べごろや出盛りの時期をいいます。また、旬以外の時期のものと比べ栄養価も高くな ります。 季節や旬に関わらずさまざまな食品が一年を通じて簡単に手に入るようになり、食材の旬を知り、待つとい う楽しみは薄らいできているのではないでしょうか。しかし食材の本当の旬を知ることで、その時期にもっと も新鮮でもっとも美味しい食材を味わうという楽しみが増えるはずです。また、近頃は品種改良や栽培方法な どの進歩により、トマトなどのように出盛りの旬と味の旬というように二つの旬を持つ食材もあるようです。 旬の食材で、季節の移り変わりを感じてみてください。 旬の食材を食べることは、その季節に合わせてからだの調子を整えてくれる効果があります。 苦味成分のある食べ物は解毒作用があるので、 水分の多い夏野菜や果物は汗で失われたからだの あります。 代謝がよくなり、体の熱をとってくれます。 代謝を活発化させからだを目覚めさせる効果が 春 筍、うど、ふきのとう、菜の花など 水分を補ってくれる作用があります。また、新陳 トマト、胡瓜、なす、うり、すいかなど 夏 夏の暑さで疲れたからだを回復し、また寒い 根菜類は体を温め消化を助けてくれるので、肩 ミネラル、食物繊維が豊富です。 大根、かぶ、ごぼう、白菜、ほうれん草、 冬に備える体作りに役立ちます。ビタミン、 芋類、栗、梨、柿、りんご、きのこ類など 秋 こり・冷え性・風邪の予防にもおすすめです。 ねぎ、みかんなど 冬 旬の食材 えだまめ えだまめとは、大豆を未成熟のうちに収穫したもの、未成熟といってもその栄養価は高く ビタミンCやβカロテンなど、大豆にはない栄養価がたくさん含まれています。 昔から風邪やせき止め、心臓病などに効果があるとされています。 茹でる際は 5 分以内にとどめるようにしましょう。 選び方 豆がふっくらしているものがおいしい。 うぶ毛がきれいについて緑色が濃くて鮮やかなもの。 ミニ情報 食べ物の安心と安全 地元で採れたものを地元で消費 最近スーパーの店頭に生産者の名前や顔写真がよく 見かけられるようになりました。作った人がわかり安心感があります。 食べることは、ただ空腹を満たすためのものではなく、命をつないでいくことです。 安全で、安心な食べものをおいしく食べましょう。 社会福祉法人天竜厚生会 平成22年7月作成 作成者:きぶね保育園・しばもと保育園・なかぜ保育園調理担当者
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