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「冷え性」とは、身体の一部が他の部分よりも冷たく感じる症状です。「冷え性」は女性に多い悩みと思われがちですが、最近では男性の「冷え性」が増えており、男
女関係なく注意するべきものとなってきています。
手足の冷えだけではなく、肩こりやむくみ、不眠などの諸症状はまとめて「隠れ冷え性」と呼ばれ、健康障害として注目されるようになっています。隠れ冷え性の場
合単なる体調不良や疲労の蓄積と思い込み、冷えをそのままにしておくと症状を悪化させることになりかねません。「冷え性」から身体を守るコツを見てみましょう。
冷えが冬の悩みという認識は過去のものとなっています。夏でも冷房の効いたオフィスで1日を
過ごすと足腰が冷え、下半身にだるさを覚えるという経験はをされた方もいるのでは。
特にこれから迎える夏にも、営業回りから社内に戻り、しばらくして…体温に対して違和感を感じ
たことはありませんか?
室内は低温に保たれる一方で、屋外に出ればアスファルトの照り返し、自動車やエアコンからの
放熱による酷暑に晒されます。場合によってはその温度差が20℃に達することさえあり、このよ
うな環境の激変が1日に何度も起こることは、身体にいいわけがありません。
また、秋には、夏の冷えの後遺症とも言える「秋ばて」と言われる症状もあります。このように、
冷えは季節を選びません。
そんな冷えの有効な対処法のひとつとして、手軽にできる入浴についてご紹介します。入浴の特
徴をよく理解することでさらに効果をあげることができます。
近年、人気の半身浴は、ゆっくりと入ることができ、総血流量、発汗量ともシャ
ワー入浴を上回っています。
肩こりやむくみ、不眠など、冷えに起因する健康障害は現代人共通の悩みで
すが、こういった症状への対策としても知られています。身体に負担をかけ
ず、血流を増加させるには半身浴がおすすめです。
しかし、半身浴をする場合、浴室の温度が低いと効果が半減してしまうので注
意が必要です。
1)半身浴の温度は38~40℃のお湯で20~30分間入浴
2)水分補給を忘れずに
3)胸から上はお湯につからない
4)リラックス入浴を心がける
東京ガス都市生活研究所が、首都圏での20~60歳代男女を対象にした
調査によると、女性では20~40歳代で8割、男性では20~50歳代で過半
数が肩こりを感じています。お風呂は、その軽減に効果を発揮すると言
われていますが、おすすめなのが全身浴。
血管が拡張し、血流量が増加することによって、筋肉の緊張が解け、症
状の軽減に役立ちます。
「筋硬度」を指標にした肩こりと入浴方法に関する研究では、温度40℃
で10分間全身浴をしたケースで、風呂から出た後も30分間、肩の筋肉が
柔らかくなっていました。入浴が難しい場合でも、ひじから指先までを
42℃のお湯に約20分浸けることで、筋硬度が低下することがわかりまし
た。
ミストサウナとは、温水を微細な水滴にして、温風とともに浴室内に噴出するものです。浴室内温度
は約40℃、湿度は約100%なので、ドライサウナに比べ身体への負担が少なく、身体を芯から温め
ることができます。ミストサウナ『ミスティ』は、浴室暖房乾燥機に、ミストサウナ機能をプラスしたも
のです。
毎日の忙しい生活の中で、ゆっくり半身浴を楽しむことが難しい方には、ミストサウナの短い時間で
も効果が得られるという特性を生かし、10分程度のミストサウナ浴をおすすめします。また、髪や体
を洗いながら同時に身体を温めることができ、洗い場にいながら入浴が可能なのも、ミストサウナ
浴の嬉しい魅力です。
肩こりや筋肉疲労などの場合は、ミストサウナ浴の特徴を生かして、洗い場でストレッチと組み合わせさらに効果を高める方法も。『ミスティ』浴をしながら
軽い運動をすると驚くほど汗が出て、身体もすっきり爽快に!
運動不足やストレス解消にも効く、おすすめの入浴法をご紹介します。
【STEP1】入浴前にサウナボタンをON。10~15分程度、季節にもよります。また入浴前には通常
よりたっぷり水分をとっておきましょう。
【STEP2】浴室に入ったら、『ミスティ』低温(1~2)設定にします。また、浴室には水分を持ち込
んでおきましょう。
【STEP3】『ミスティ』浴をしながら、ストレッチやヨガ、身体を動かし軽い運動をします。
【STEP4】熱すぎるときは『ミスティ』をOFFにしたり、シャワーの水などでクールダウンをしたり、
温度を調整します。
※体調に充分注意し冷水を浴びる時はご注意ください。
【STEP5】入浴後は、お気に入りの水分をとりながら、ゆっくり身体を休ませます。
これから、本格的に暑くなる季節を迎えます。外と室内との温度差による身体の調子を整えるのにもおすすめなのがミストサウナです。その日の疲れ
は、その日のうちにリラックスしてスッキリしましょう。
仕事モードのスイッチをOFFにして、自分にぴったりの入浴方法を、早く見つけてみてくださいね。
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