坂田新理事長より就任のご挨拶 新しく理事長を拝命しました坂田博美です。 耳納高原病院は、耳納連山の頂に近く位置し、風光明媚な 環境にあります。その使命とするところは、患者さまとの深 い信頼を築き、院内での生活に十分に満足していただくこと です。 患者さま一人一人は、これまで暮らしてこられた家庭が異 なり、病状もまったく異なっておられます。そんな方々から 信頼と満足を勝ち得るには、全職員が懸命に努力と注意をは らわねばなりません。 全職員をそのように導くのが理事長の務めであります。 前の理事長に劣らぬように力一杯努力するつもりです。 よろしくお願い致します。 院長 坂田博美 ・旬の食材を食べると体に良いの? 旬とは野菜にとって「最も生育条件が揃った環境で育てられ、最も成熟している時期」。 そんな旬に収穫した野菜は、味もさることながら、栄養分も最も高い状態にあるのです。 例えば、冬が旬のホウレン草の場合、冬季の低温の中でじっくりと太陽光線を浴びて、地道 に光合成を行っています。そうすることで、じわじわと良質な栄養分を蓄えているのです。 ところが、ギラギラと太陽が照りつける夏季では、その暑さからほうれん草も水分を欲して どんどん水分を吸収し、促成栽培の状態に…。スピードアップして育ったホウレン草は当然、 蓄えられている「栄養分」や「味わい」が異なってきます。 実際、旬のホウレン草とそうでない 季節外れのホウレン草の栄養価を比較 すると、2倍~それ以上の違いがあると 言われています。人参やトマトなどの 野菜でも同じ結果が出ているそうです。 旬の野菜は季節外れの野菜と比べて、 同じ量を食べたとしても栄養価が倍 もしくはそれ以上! だから体に良いといわれるのです。 ・旬の食材が美味しい理由 旬は、私たちの体に必要な物を季節ごとに与えてくれます。 例えば春。春には、苦みがあって繊維が多い「ふきのとう」や「ウド」などの食材が旬を迎 え、私たちはこれらの野菜をとても美味しいと感じます。それは「ふきのとう」や「ウド」 などが、春を迎えた私たちの体にとって必要なものだからです。「ふきのとう」「ウド」の 味わいや栄養分は、冬の間ゆっくり過ごした胃腸の働きをやさしく目覚めさせてくれる役割 があります。 また暑い夏には、涼しくてあっさりとした野菜や、酸味のある果物が旬を迎えます。 これらの野菜・果物には暑い夏を乗り切るために、体を冷やしたり、食欲増進したりする効 果があります。一方、寒くなる秋から冬にかけては、体を温めてくれる根菜類が旬を迎えま す。 つまり、旬の食材はその時期の体が欲する食材なのです。だからこそ、私たちは全身で美 味しいと感じるのです。 5月~6月にかけて旬を迎える食材 アスパラガス 空豆 鯵(あじ) 剣先いか ・旬の献立! ~新玉ねぎとアスパラのバター醤油炒め~ 材料 (2〜3人分) 新玉ねぎ 中2玉 アスパラ 5本 ベーコン 2枚 バター 10g 醤油 大さじ1.5 塩・黒胡椒 少々 1、新玉ねぎとアスパラは 食べやすい大きさに、 ベーコンは1cm幅ぐらい に切っておく。 2、硬そうなアスパラは 3、サラダ油を少し引い 下の方を少しピーラー たフライパンでベーコン で削ぐとスジが取れます。 をじっくり炒める。 柔らかそうならそのまま 周りがチリチリしてくる でOK! ぐらいに。 4、ベーコンが炒まったら新玉ねぎとアスパラを 投入。バターを入れてしっかりあおりながら 全体に油分が回るように炒める。 5、新玉ねぎの縁が透き通ってきたら醤油を 回し入れ黒胡椒を振って炒め合わせる。 味を見て足りなければ塩か醤油で調整 して完成! ・旬の献立!~あじ寿司~ 材料 (約1人分) ご飯 約一膳分 シソの実漬け 小さじ2 寿司酢 大さじ1~2 鯵(あじ) 1/2尾 塩 小さじ1/3~1/2 酢 大1~2 刻みのり 少々 1、鯵は三枚おろしに したものに塩をふり、 酢につけておきます。 3時間くらい。 2、酢でしめた鯵は ペーパータオルなどで 水分を拭き取ってから 薄目のそぎ切りに。 3、温かいご飯に寿司酢 をかけシソの実を混ぜ、 さましておきます。 4、鯵をのせ、刻みのり を飾れば完成です。 4月よりの当院の医師の新体制についてのご案内 平成27年4月1日より下記の通り、当院の医師の体制を変更いたしましたの でご案内いたします。 坂田新理事長(院長兼任)のもと、役職員一同が一丸となり、これからも よりよい医療の提供を目指し、日々邁進して参りますので、今後とも何卒 よろしくお願い申し上げます。 旧体制 新体制 理事長 ― 重松正見 医師 理事長 院 長 ― 坂田博美 医師 院 長 ― 坂田博美 医師 副院長 ― 佐藤 了 医師 副院長 ― 佐藤 了 医師 医局長 ― 田中英二 医師 医局長 ― 田中英二 医師 患者ご家族、ご面会の方へのお願い 院内感染予防の為、当院内では必ずマスクの着用をお願いいたします。 また、下記に該当する方のお見舞いをご遠慮頂いております。 ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。 (1)37.5℃以上の発熱のある方 (2)風邪症状(咽頭痛、鼻水、せき、悪寒)のある方 (3)10日以内にインフルエンザに罹っている人と接触した方 (4)吐き気、嘔吐、下痢、腹痛の症状がある方 内科・リハビリテーション科 財団法人 日本医療機能評価機構認定病院 〒834-0201 福岡県八女市星野村7277-7 TEL:(0943)52-3135(代) 病床数/医療保険適用病床 160床 患者の皆様の権利 ・個人の人格が尊重される権利 ・良質な医療を公平に受ける権利 ・病気、検査、治療方法などについて、十分な説明、 情報提供を受ける権利 ・治療方法などを自らの意思で選択する権利 ・自分の診療記録の開示を求める権利 ・個人の情報やプライバシーが守られる権利 ・意見や苦情を表明する権利
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