理科 21 NO. 〈解答〉 1 茨 ① 還元 ② 酸化(完答) 1 印 芋 エ 鰯 0. 55g 允 イ 印 右図 咽 ア,イ(完答) 配点 各1点 6点満点 〈解説〉 1 茨 酸素と結びついて(化合して)いる物質を酸化物といい,酸化物から酸素をとり去る化 学変化を還元という。還元を行う際には,酸素と結びつきやすい物質(還元剤という)で ある炭素・水素・マグネシウムなどを,酸化物とともに加熱する。このとき,酸化物から とり去られた酸素によって還元剤は酸化される。この実験では,酸化物である酸化銅が 還元されて銅(固体Q)になり,還元剤である炭素が酸化されて二酸化炭素(気体P)が 生成した。この化学変化は,次のような化学反応式で表される。 2CuO + C → 2Cu + CO2 芋 茨の解説より,発生した気体Pは二酸化炭素(CO2)である。 鰯 2. 0 0gの酸化銅を還元して1. 60gの銅が得られたことから,2. 00-1. 60=0. 40〔g〕 の酸素が0. 15gの炭素と結びついたことになる。したがって,発生した二酸化炭素の質 量は0. 4 0+0. 15=0. 55〔g〕である。 允 加熱を止めた直後は,試験管内にできている銅は熱くなっている。このような状態の 銅に空気中の酸素がふれると,銅は再び酸化してしまう。そのため,ピンチコックや目玉 クリップなどでゴム管を閉じ,空気が試験管内に入り込まないようにする必要がある。 印 混ぜ合わせた炭素の粉末の質量が0. 1 5gのとき,酸化銅と炭素は過不足なく反応して 1. 60gの銅ができる。また,炭素の粉末の質量が0gのときには反応は起こらないので, 試験管内には2. 0 0gの酸化銅がそのまま残る。さらに,炭素の粉末の質量が0. 2 0gのと きには0. 20-0. 1 5=0. 05〔g〕の炭素が反応せずに余るので,試験管内には1. 6 0gの銅 と0. 0 5g の 炭 素 の 混 合 物1. 60+0. 05=1. 65〔g〕が 残 る。以 上 よ り,(0,2. 00) , (0. 15,1. 60)を両端とする直線と,(0. 15,1. 60) ,(0. 20,1. 65)を両端とする2本の直線 を引けばよい。 咽 混ぜ合わせた炭素の粉末の質量が0. 15gより少ない場合は,炭素の方が不足するので, 酸化銅の一部が反応せずに残る。したがって,試験管内の物質には,還元によってできた 銅と,反応せずに残った酸化銅が含まれている。 2. 0 0gの酸化銅と0. 15gの炭素の粉末から1. 60gの銅ができるので,炭素の粉末の質量 0. 09 0. 0 9 が0. 0 9gのときには1. 6 0× =0. 9 6〔g〕の銅ができ,2. 0 0-2. 00× =0. 80〔g〕 0. 15 0. 1 5 の酸化銅が反応せずに残っている。したがって,試験管内に残った物質の質量は0. 96+ 0. 8 0=1. 7 6〔g〕になっている。
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