2015.6.1 No.3 松任中学校 保健室 日増しに暑くなってきています。暑さで食欲が低下したり、眠れなかったり、気温の変化に身体がついて いかなかったりして体調を崩す人が出てきているようです。これからの時期は熱中症や食中毒などの感染症 にも注意が必要です。環境の変化や病気に負けないよう規則正しい生活を送りましょう。 5月中、全校生徒を対象に歯科検診を実施しました。以下は全校生徒の集計 結果の一部です。検診を受けた人全員に黄色の「歯科検診結果のお知らせ」用 紙を渡しています。歯科受診の必要な人は早めに診てもらいましょう。 ▼むし歯の状況 むし歯の ない人 64% むし歯のあっ た人 6% ▼歯垢・歯石・歯肉の状態 歯垢/歯石 歯肉炎 11% むし歯があっ たが処置が 終わっている 人 30% 異常なし 73% 歯みがき 不十分 16% グラフの結果からわかることは・・・ ①むし歯のある人が少ない!(昨年 度 10%だったのでさらに減少☆) ②歯垢や歯石、歯肉の状態で治療や 日ごろの心がけが大切! ケアが必要な人が4分の1以上 いる! 歯みがきの基本 歯周病の人は 歯のすき間が空いている人は 毛先を歯と歯の間に押し込むような感じ 無理な 力をかけない よう 〈歯間ブラシ〉を使うと で、細かく左右にふるわせて磨く。 に、〈やわらかめの歯ブラ より効果的。 シ〉がおすすめ。 歯並びが気になる人は 歯ブラシをタテに 歯ブラシの交換時期 して1本ずつ磨く 後ろから見て毛先が外にはみ出していたら、 と良い。 取り替えのタイミング。 ○× Q1 むし歯でも元どおりになることがあるの? ○ ・ × Q2 むし歯のなりやすさは人によって違う? ○ ・ × Q3 乳歯はむし歯になっても、進行しにくい? ○ ・ × Q4 口が健康じゃないとパワーが出ない? ○ ・ × ○×クイズの 答えは裏側に あるよ! Q5 おやつはむし歯に関係ない? ○ ・ × Q6 子どもは歯ぐきの病気にならない? ○ ・ × Q7 むし歯は遺伝が最大の原因? ○ ・ × Q1・・・○ ○× 穴 ごく初期のむし歯は再石灰化して健康な状態になることがあります。でも、歯に穴が空いて いることが確認できるようなむし歯は、自然には治りません。早めの治療が必要になります。 Q2・・・○ むし歯になりやすく、進行しやすい人もいます。むし歯の原因になる細菌の増え方や免疫抵抗力、歯並 び、唾液の出る量や性状、食生活や歯みがきをはじめとした生活習慣などにより差が出ます。口と歯のケア に気をつけましょう。 Q3・・・× 乳歯(子供の歯)は永久歯(大人の歯)に比べて、エナメル質が薄くやや弱い ため、むし歯になると進行が早いのです。気づかないうちにひどくなる場合があり ます。日ごろから口の中のチェックをすることが大切です。 Q4・・・○ 歯や歯ぐきの不調やかみ合わせの悪さを放っておくとよくかんで食べることがおろそかになり、胃腸に 負担をかけるだけでなく、全身の健康に影響します。体力が勝負のスポーツ選手も、歯や口の健康にいつも 気をつかっているんですよ。 Q5・・・× 甘い物を食べた後は、特にむし歯になりやすい状態に。キャラメルなどの歯に くっつきやすいお菓子はもちろん、ジュースなども口の中を酸性に傾け、歯が溶け やすい状態にしてしまいます。甘い物は控えめに、食後は歯みがきを! Q6・・・× 最近は歯肉炎になる子供が増えています。特定の歯周病菌が原因になる若年性歯周 病(30 歳以下の若い年齢で起こる歯周病)もあります。子供のころから糖分を控え たかみごたえのある食事をとり、正しい歯みがきで歯の汚れをきちんと取り除いて 予防しましょう。 Q7・・・× 遺伝する因子もありますが、生活習慣の影響が大きく、食事の内容や糖分の摂取量、歯みがきの方法な どが主な要因。正しいブラッシング方法を学びましょう。 気温が上がってきています。これから湿度も上がってくるでしょう。大切な大会を控え、部活動の練習に 力が入っているところだと思いますが、熱中症には十分注意して活動してくださいね。 こんなとき こんな人 こんな運動 ▼それほど気温が ▼体調の悪い人 ▼運動部の活動 ▼体力の低い人 ▼ランニング、 高くなくても湿度が高いとき ▼急に気温が上がったとき *無理をせず徐々に身体を暑さ ▼体が暑さに慣れていないとき に慣らそう。 *体調の悪いときは特に注意し、 ▼肥満傾向の人 5月 ▼暑さに慣れていない人 ダッシュの繰り返し ▼防具や厚手の衣服を着用する
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