咽頭結膜熱(プール熱)に気をつけましょう!

平成 28年2月5日 小豆保健所
咽頭結膜熱(プール熱)に気をつけましょう!
咽頭結膜熱は夏に流行することが多い感染症ですが、冬に流行することもあります。現在、小豆保健所
管内で流行していますので、十分な感染対策が必要です。
○保健所別定点当たり患者数(最近 4 週の発生状況)
[平成 28年 第1週(1月4日~1月10日) ~ 第4週(1月25日~1月31日)
]
警報レベル
●咽頭結膜熱とは?
「アデノウイルス」の感染により起こる小児に多い病気です。
プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、
「プール熱」と呼ばれることもあります。
●症状は?
発熱(38~39℃)
、のどの腫れ・痛み、結膜炎(目やに・目の充血)などがみられます。
高熱が比較的長く(5日前後)続くことがありますが、ほとんど自然に治ります。
吐き気、頭痛の強いとき、咳が激しいときは早めに医療機関に相談しましょう。
●感染経路は?
①咳やくしゃみなどによって発生する飛沫感染
②感染者が使っていたタオルの共用や手指を介した接触感染
感染予防のポイント
①こまめに手洗いやうがいをしましょう。
アルコールだけでは十分な消毒ができません。
②タオルの共用は避けましょう。
③できるだけ、感染者との密接な接触は避けましょう。
④こどもの排泄後はしっかり手洗いをするよう指導しましょう。
おむつ交換の後はしっかり手洗いをしましょう。
発行元:香川県小豆保健所
保健福祉課 TEL(0879)62-1373