Ⅱ.教育目標・経営方針 【校 訓】 「生き方を学び合おう、高め合おう - 生徒も先生も保護者も -」 【教育目標】 価値ある汗と涙がさわやかに光り輝く学校 -生徒同士、先生同士、生徒と先生が響き合って- 【 学校経営の基本理念 】 中学校教育は生徒が心身ともに急激に成長する義務教育の最終段階に位置する。学 校の使命は、教育活動を充実し、豊かな人間に育てると共に卒業後の進路をしっかり 保障することである。 この使命を果たすために、確かな学力・豊かな心・健やかな体の育成を目指す取り 組みを行い、生徒は通いたい学校、保護者は通わせたい学校、教職員は勤めたい学校 にする。 【 学校経営の基本方針 】 (1)学校の現状 ①チャイム着席や挨拶などは確実に向上しているが、更に徹底し、定着させる必要が ある。 ②「学んだことを文や図を使ってまとめたり説明したりする」や「書いたり発表した りして、自分の考えを伝える」などの表現力にはまだ課題がある。その課題解決の ための授業実践を更に充実する必要がある。 ③ 「 読 書 を 通 じ て 新 し く 発 見 し た り 、 感 動 を 得 た り す る こ と が あ る 」( 読 書 が 好 き で あ る 。) と の 問 い は 7 7 % が 肯 定 的 、「 お 子 さ ん は 家 で 本 を 読 ん で い る 。」 と の 問 い には43%が肯定な回答している現状であり、学校や家庭での読書量及び質の向上 への取り組みを更に推進する必要がある。 ④登校に困難を感じる生徒や不登校の生徒が多く、喫緊の課題である。 (2)生徒に関する目標 ①自ら学び、心身を鍛える生徒 ②自他を尊び誠実に生きる生徒 松中美人 ③夢を持ち、くじけずに努力する生徒 (3)教職員・学校組織等の望ましいあり方 ① 教 育 に 対 し て 使 命 感 と 情 熱 を 持 っ て 常 に 研 鑽 に 励 み 、「 全 て は 生 徒 の た め に 」 と 誠 実に取り組む教職員 ②授業で育てることを基本に、温かい人間関係と活力に満ちた学級づくりや部活動指 導に励む教職員 ③生徒に学び、生徒のことを考え、生徒のために行動する教職員 【 今年度の重点目標 】 下記の目標は原則、前期学校評価の実施時点で達成する。 (1)確かな学力の形成 ①白山市学力向上パイオニア・プラン研究の成果を生かし、更に充実するため、日々 の授業の工夫や校内研修の充実を図ります。 ・教科ごとに、外部講師による指導助言を受ける研修を10月までに1回以上実施 します。 ・生徒アンケート「授業が分かりやすい」のA(当てはまる)の回答率を50%以 上に、AとB(どちらかといえば当てはまる)の合計を90%以上にします。 ・生徒アンケート「授業では、書いたり発表したりして自分の考えを伝えている」 のAの回答率を50%以上に、AとBの合計を80%以上にします。 ・教職員アンケート「一人ひとりの伸長を意識し、思考力・表現力の向上を意識し た授業を工夫している」のAの回答率を50%以上にします。 ②学習規律の徹底を図ります。 ・生徒アンケート「授業では、チャイム着席をしている」のAの回答率を80%以 上にします。 ・生徒アンケート「授業では、正しい姿勢を心がけ集中している」の AとBの合 計を90%以上にします。 ③朝読書など読書活動を充実を図り、豊かな思考・判断・表現の基盤となる語彙力や 読解力を高めます。 ・朝読書に教師も参加し、図書の貸出冊数が一人40冊以上を目指します。 ・教職員アンケート「授業で図書館を活用したり、読書活動を生かす指導を工夫し たりして、読書を推進する指導を行っている」のAとBの合計を70%以上にし ます。 (2)豊かな心の育成 ①生徒指導、教育相談では、生徒に学び、生徒のことを考え生徒指導の3機能に基づ き行動します。 ・生徒アンケート「友達に対して、思いやりの心で行動している」のAの回答率を 60%以上に、D(あてはまらない)の回答0%を目指します。 ・善行の生徒は、さらに褒め伸ばし、善行に不足ある生徒であっても粘り強く善行 へ 導 き ま す 。( 生 徒 指 導 部 会 の 充 実 ) ・生徒の心に寄り添い共感的指導に努めます。 (教 育 相 談 ・特 別 支 援 教 育 委 員 会 の 充 実 ) ・不登校、不登校傾向の生徒数を指導の工夫により前年度より減少するようにしま す。 ②生徒の心を根底から耕すために道徳の授業の充実を図ります。 ・ 道 徳 の 時 間 は「 ふ る さ と が は ぐ く む 道 徳 い し か わ 」や「 私 た ち の 道 徳 」を 使 用 し 、 年 間 計 画 に 基 づ き 3 5 時 間 確 実 に 実 施 し ま す 。( 実 施 率 1 0 0 % ) ・ 学 校 訪 問 、授 業 参 観 を 含 め 、全 員 が 道 徳 の 授 業 を 外 部 の 方 に 1 回 以 上 公 開 し ま す 。 ③部活動も人間形成の場ととらえ、部活動指導を工夫します。 ・部活動指導にあたっては、技術面の指導も大事であるが、それにもまして心の指 導 に 意 を 注 ぎ ま す 。( 気 を か け 、 目 を か け 、 時 間 を か け て ) ・生徒のやる気を大切にし、自主的な部活動の運営を工夫します。 ④生徒会、委員会活動、ボランティア活動などでは、生徒のやる気を大切にし、生徒 の考えを尊重して取り組むようにします。 ・生徒のやる気を全校に広める生徒会、委員会活動の啓発的活動を前期、後期各1 活動以上の実施します。 ・生徒アンケート「生徒会や委員会の取り組みに積極的に参加(協力)している」 のAの回答率を60%以上にします。 (3)健全な体の育成 ①体育指導にあたっては、生徒の行動はきびきび、かけ声大きく、額に汗し、元気い っぱいの授業となるよう努めます。 ・ 規 律 あ る 体 育 授 業 を 実 践 し ま す 。( 集 合 、 準 備 体 操 、 用 具 の 準 備 と 後 始 末 な ど ) ②登校時刻(8時10分)を守る指導や保健指導(保健だより等)を通して、規則正 しい生活を送れるようにします。
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