在日米軍勤務経験者との集い 9月4日、ペンサコーラでJUMP(JAPAN-US MILITARY PROGRAM)在日米軍関係者との集いが 北西フロリダ協会主催で(全米日米協会連合及び笹川平和財団協力)開催されました。 我が国には、日米安全保障条約に基づき、約55,000人の米軍人が、そのご家族等を含 めると10万人を超える米軍関係者が駐留しています。こうした米軍関係者は、日本滞在を通じ て親日家・知日家として米国に帰国されていますので、帰国後も日本との関係を維持していただ きたいと考えています。 まず、ホスキンス・ペンサコーラ海軍基地司令官が歓迎の挨拶を行い、続いてスゥイーセン海 軍航空博物館財団総裁(元海兵隊中将)が日本酒を取り出して乾杯を説明するなど日本滞在経験 を説明しました。 次に当館の荻野首席領事が長嶋総領事のスピーチを代読しました。スピーチでは長嶋総領事の 個人的な体験(叔父の戦死、総領事として在日米軍経験者との交流など)を紹介しました。また 本年4月の連邦議会上下両院合同会議での安倍総理のスピーチを引用しつつ、東日本大震災の際 の米軍の協力を改めて説明の上、謝意を表明しました。 続いて、やはり在日米軍勤務経験のあるコールマン海兵隊中佐が夫人とともに日本滞在の経験 を紹介しました。 最後に地元の日本人女性のみなさんによる日本舞踊が披露され、レセプション会場に場所を移 して歓談しました。参加者の中には99歳の方もいらっしゃり、参加者は一様に日本滞在経験の 思い出を語っていました。 日本総領事館としてはこうしたみなさんとの絆をこれからも大切にしていきたいと思います。
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