要因分析票

再生・活性化を果たした商店街事例 №15
若狭小浜お魚センター(福井県小浜市)
【取組の方向】 地域資源活用
地場の豊富で新鮮な魚をお手頃価格で提供する商店街。店舗数12。
○商店街の置かれた状況。
商圏の人口は減少傾向に
あるだけでなく、食生活に
も変化があり、以前よりも
魚の消費量は減少傾向。
地域の大型店は閉店、他
の商店街でも空き店舗が
増加。
○対応策
開設当時の「地元の漁場で
取れる新鮮な魚を、豊富な
種類、安い価格で提供す
る」というコンセプトを維持
しつつ、商店街の特徴を活
かした対策を講じる。
○状況変化
市内だけではなく、地場の魚を
求めて遠方からも買い物に来る
お客さんも多くなる。
○具体的成果
開設以来、空き店舗無し。
【地方自治体の取組】
○具体的取組
• 購入者に対する宅配サービ
スの開始や敷地内に七輪焼
きコーナーを設けるなどし、利
用機会の増加を図る。
• お魚センターは、県立大学の
学生に魚介類の加工を体験
する場を提供し、大学は伝統
料理である魚の醤油干しの
成分について分析調査を実
施する協力関係を構築した。
市は、お魚センターから駐
車場の一部を無償提供し
てもらうことで七輪焼きス
ペースを設置。対応する人
員も市が負担。
購入したものをその場で調
理して楽しむことが可能に。