再生・活性化を果たした商店街事例 №16 御薗橋801商店街振興組合(京都府京都市) 【取組の方向】 地域を支え、支えられる関係の維持発展を続け、利用者が親しみ・安心して利用できる取組みの推進 商店街の特徴:地域の日常を満たす店舗構成(69店舗)であり、店舗・人の魅力・地域とのつながりを発信し続けている ○具体的成果 ○商店街の置かれた状況 地域の高齢者が増加してきたことで、 地域の高齢者・住民が気軽に利用 できるコミュニティ施設に対するニー ズが高まった。 また、商店街に対して地域の安心・ 安全な環境づくりのニーズが高まっ た。 ○状況変化 近隣に上賀茂神社(世界遺産)が立地す るなど、当地周辺は「住みたい」場所として 評価が高く、分譲住宅の増加や大学にも 近いことから子育て世代と単身者(学生) 人口が増加。 商店街主催のイベントには地域住民や 学生など年々参加者が増加している。 また、安心・安全のための設備導入な どにより、特に単身者(学生)を中心に 評価が高い。これらの効果により、商 店街の来街者数が近年増加傾向にあ る。また、801ちゃんは漫画の主人公に 採用されるなど商店街の魅力発信とイ ベント時の集客に大きく貢献。 ○具体的取組 ○対応策 高齢者対策として、「福祉のまち・介 護保険を利用しない暮らし」を目指し た取り組を実施。コミュニティスペー スの整備や安心安全のためのまち づくりを推進。 低価格で地域の住民が気軽に集え、憩え る場所として801広場を整備した。合わせ て買い物支援サービスの充実や、防犯カ メラ・足元灯の整備等による住民が安心し て利用できる環境づくりを実施。 また、商店街キャラクターとして801ちゃん を起用した。 【地方自治体の取組】 自治体等と連携によりイベント(職業 体験・啓発活動にも協力)が実施さ れている。支援機関との連携もしな がら様々な補助金を活用することで 、地域の安心安全やコミュニティ形 成の実現している。
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