要因分析票

再生・活性化を果たした商店街事例 №13
花しょうぶ通り商店街振興組合(滋賀県彦根市)
【取組の方向】 戦国時代をテーマにまちづくり
江戸時代の城下町の街並みを舞台に活躍する若き侍(若手商業者)たち。店舗数29。
○商店街の置かれた状況。
彦根の城下町の東端に位
置し、足軽組屋敷などが多
く、今でも江戸時代の町家
など、古い建物が数多く
残っている。
○対応策
平成9年 滋賀県立大学・土
井ゼミのフィールドワークを
きっかけに活性化計画作
成(コンセプト策定/CI事
業で花しょうぶ通り商店街
に名称変更)
「ふるあたらしい街 花しょ
うぶ通り」
平成10年 法人化で商店街
振興組合に
○状況変化
平成6~7年頃から東京等に行っていた商店
主の子息(20~30代の若手)が次々と商店街
に戻り、まちの活性化について話し合うように
なった。その後、平成9年の活性化計画を機
に、彼ら若手商業者たちが中心となって、
様々な事業に取り組み始め、現在の役員メン
バーとなった。
○具体的取組
①ナイトバザール(平成10年~毎月第2土曜)
②アートフェスタ勝負市(平成11年~ 毎年6
月):地元3大学(滋賀大、滋賀県立大、聖泉
大)と連携し、毎年「絆」や「和」等、テーマを掲
げ「ものづくり市」を開催。
③LLPひこね街の駅による空き店舗活用:平
成19年、有志による出資でLLPを設立し、空き
店舗4店を「街の駅」として運営 1)寺子屋力
石、2)戦国丸、3)逓信舎、4)治部少丸
④彦根を映画で盛り上げる会の活動
○具体的成果
・各大学の学生等、多くの
若者がまちづくりに参画し、
商店街に活気ができたと
ともに、商店街の若手メン
バーのやる気がでてきた。
・来街者増:146人⇒350人
・空き店舗減少:6店⇒2店
【地方自治体の取組】
・滋賀県「商店街にぎわい
事業補助金」(平成20~27
年)
・彦根市「フレッシュアップ
事業補助金」(平成18~27
年)