組織運営力の強化と人材の育成・確保(PDF:81KB)

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組織運営力の強化と人材の育成・確保
現状と課題
事務局スタッフの勤務形態は、無給で週3日以下が多く、経理担当も専
任スタッフがいるところは少ない状況です。
NPOの会員は、女性が男性よりやや多く、年代別では50歳代と60
歳代でほぼ半数を占めています。
NPOがそれぞれの目的や使命を実現するためには、組織的・継続的活
動が求められます。しかし、組織・運営基盤の脆弱なNPOが少なくあり
ません。そこで、NPOとしての経営能力を高めていく必要があります。
また、専任スタッフや後継者、ボランティアの不足など、人材不足の問
題で悩むNPOも多くあります。NPO活動の重要なカギといわれる担い
手の問題を解決するため、人材の育成・確保が必要です。
具体的取組
【人材育成研修や税務・会計相談の充実】
NPOのリーダーやスタッフを対象に、財務・会計や人事・労務などの
マネジメント能力の向上を図る講座の開催や、税務・会計相談の体制を充
実します。
また、NPOの運営力強化のための指導、助言ができる人材を活用する
制度を検討します。
今後は、民間との役割分担により、さらに効果的な支援が行えるよう検
討していきます。
【若い世代への参加促進を通じた人材の確保】
社会的な関心が高まる年代である若い世代に対して、NPO活動や求人
情報の提供、NPO講座の開催など、大学等との連携を図りながら、若者
世代へのNPO活動の参加を促進し、人材の確保につなげます。
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