1 三角形 ABC を AB = AC かつ AB > BC

年 番号
1
氏名
三角形 ABC を AB = AC かつ AB > BC である二等辺三角形とする.辺 AB 上の点 D を,三
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角形 ABC と三角形 CDB が相似となるようにとる.三角形 ABC の外心を O,三角形 ADC の
(1) 下図のように半径 r1 の円 O1 と半径 r2 の円 O2 が外接している.円 O1 と円 O2 の接点を P と
外心を P とする.以下の問いに答えよ.
次の各問に答えよ.
する.円 O1 の周上に点 P と異なる点 A をとり,線分 AP の延長と円 O2 の交点を B とする.ま
(1) 点 P は三角形 ADC の外部にあることを示せ.
た,円 O1 の周上に点 P,点 A と異なる点 C をとり,線分 CP の延長と円 O2 の交点を D とする.
(2) 四角形 AOCP において,ÎAOC = ÎAPC であることを示せ.
このとき,次の ‘,’ に答えよ.
(3) 三角形 CDB の外心は,三角形 ADC の外接円の周上にあることを示せ.
( 奈良女子大学 2014 )
‘ 点 P における円 O1 の接線を利用して,AC //BD であることを示せ.
’ 円 O1 の中心と O2 の中心を結ぶ直線を利用して,点 P は線分 AB を r1 : r2 に内分すること
を示せ.
(2) 下図のように半径 3 の円 C1 ,半径 4 の円 C2 ,半径 5 の円 C3 が互いに外接している.円 C2 と
円 C3 の接点を J,円 C3 と円 C1 の接点を K,円 C1 と円 C2 の接点を L とする.線分 JL の延長
と円 C1 の交点を M とし,線分 JK の延長と円 C1 の交点を N とする.このとき,四角形 KLMN
の面積は 4JLK の面積の何倍であるかを求めよ.
( 宮崎大学 2014 )
3
x2 + 2xy + 3y2 = 27 を満たす整数の組 (x; y) は
になる組は,(x; y) = (
オ
;
カ
エ
組あり,その中で x ¡ y の値が最大
) である.
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p を素数とするとき,次の問に答えよ.
(1) 2 つの自然数 m; n の最大公約数は 1 であるとし ,x =
n
とおく.px が有理数であるなら
m
ば,m = 1 であることを示せ.
( 早稲田大学 2015 )
(2) 方程式
px = ¡x2 + 9x ¡ 5
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k; m; n を自然数とする.以下の問いに答えよ.
が有理数の解 x をもつような組 (p; x) をすべて求めよ.
(1) 2k を 7 で割った余りが 4 であるとする.このとき,k を 3 で割った余りは 2 であることを示せ.
(2) 4m + 5n が 3 で割り切れるとする.このとき,2mn を 7 で割った余りは 4 ではないことを示せ.
( 佐賀大学 2015 )
( 千葉大学 2015 )
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5
一辺の長さが 1 の正方形の紙片 ABCD の辺 BC 上に点 P を BP = t となるようにとる.ここで
次の 3 つの条件を満たす自然数の組 (x; y; z) を考える.
‘ x は奇数である.
t は 0 < t < 1 をみたす実数とする.辺 AB 上に点 Q,辺 CD 上に点 R をとって,線分 QR を折
’ x2 + y2 = z2
り目として,この紙片を折ると,点 A と点 P が重なるとする.また線分 AP と線分 QR の交点
“ x; y; z の最大公約数は 1 である.
を S とする.このとき,次の問いに答えよ.
例えば (x; y; z) = (3; 4; 5); (5; 12; 13) などがその例である.
(1) 線分 AS の長さを t で表せ.
(1) y は偶数であることを示せ.
(2) 線分 QB と線分 RC の長さを t で表せ.
( 兵庫県立大学 2015 )
(2) x = a2 ¡ b2 ; y = 2ab となる自然数 a; b が存在することを示せ.
(3) 条件を満たす (x; y; z) で,(3; 4; 5) と (5; 12; 13) 以外のものを 2 組求めよ.
( 信州大学 2015 )
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以下の問いに答えよ.
(1) n が正の偶数のとき,2n ¡ 1 は 3 の倍数であることを示せ.
(2) p を素数とし,k を 0 以上の整数とする.2p¡1 ¡ 1 = pk を満たす p; k の組をすべて求めよ.
( 九州大学 2015 )
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m を 2015 以下の正の整数とする.2015 Cm が偶数となる最小の m を求めよ.
( 東京大学 2015 )
10 次の 3 つの条件を満たす自然数の組 (x; y; z) を考える.
‘ x は奇数である.
’ x2 + y2 = z2
“ x; y; z の最大公約数は 1 である.
例えば (x; y; z) = (3; 4; 5); (5; 12; 13) などがその例である.
(1) y は偶数であることを示せ.
(2) x = a2 ¡ b2 ; y = 2ab となる自然数 a; b が存在することを示せ.
(3) 条件を満たす (x; y; z) で,(3; 4; 5) と (5; 12; 13) 以外のものを 2 組求めよ.
( 信州大学 2015 )