1 鋭角三角形 4ABC において,頂点 A,B,C から各対辺に垂線 AD,BE,CF を下ろす.これ 4 らの垂線は垂心 H で交わる.このとき,以下の問いに答えよ. 下の図の 4ABC において,BP : PC = 8 : 5,AQ : QC = 5 : 3,AP と BQ との交点を S,CS の延長と AB との交点を R とする.次の問いに答えよ. (1) 四角形 BCEF と AFHE が円に内接することを示せ. (2) ÎADE = ÎADF であることを示せ. ( 東北大学 2016 ) 2 空間内に,直線 ` で交わる 2 平面 ®; ¯ と交線 ` 上の 1 点 O がある.さらに,平面 ® 上の直線 m と平面 ¯ 上の直線 n を,ど ちらも点 O を通り ` に垂直にとる.m; n 上にそれぞれ点 P,Q (1) AR : RB = があり, OP = B 3; OQ = 2; PQ = 1 p であるとする.線分 PQ 上の動点 T について,PT = t とおく.点 T を中心とした半径 2 の球 23 . (2) BS : SQ = 24 . (3) CS : SR = 25 . (4) 4ASC : 4BSC = S を考える.このとき,以下の問いに答えよ. 26 . ( 広島女学院大学 2016 ) (1) S の平面 ® による切り口の面積を t を用いて表せ. (2) S の平面 ® による切り口の面積と S の平面 ¯ による切り口の面積の和を f(t) とおく.T が線 分 PQ 上を動くとき,f(t) の最大値と,そのときの t の値を求めよ. ( 東北大学 2016 ) 5 3 1 辺の長さ 1 の正三角形 ABC において,BC を 1 : 2 に内分する点を D,CA を 1 : 2 に内分す 4ABC において,ÎC = 90± ,AB : AC = 5 : 4 とする.辺 BC の点 C 側の延長上に,CA = CD る点を E,AB を 1 : 2 に内分する点を F とし,さらに BE と CF の交点を P,CF と AD の交点 となる点 D をとる.辺 AB の中点を E とし,点 B から直線 AD に下した垂線を BF とするとき, を Q,AD と BE の交点を R とする.このとき,4PQR の面積を求めよ. 次の各問に答えよ. ( 千葉大学 2015 ) (1) EF = EC を示せ. (2) 面積比 4ABC : 4CEF を求めよ. ( 宮崎大学 2016 ) 6 平面上の 3 点 A,B,C が,AB = 3,AC = 4,BC = 2 を満たしているとする.また B0 は A 8 下図の 4ABC において,辺 AB の延長上に AB = BD となる点 D がある.同様に,辺 BC の から C に向かう半直線上にあり,AB0 = 8 となる点とする.A0 は B から C に向かう半直線上 延長上に BC = CE となる点 E が,辺 CA の延長上に CA = AF となる点 F がそれぞれある. にあり,BA0 > BC かつ ÎB0 A0 C = ÎBAC となる点とする.さらに A,B を通る直線と,A0 , 4ABC の重心を G とし,直線 GE と線分 AC,AB,FD との交点をそれぞれ H,I,J とする. B0 を通る直線の交点を D とする.以下の問いに答えよ. このとき,次の比を求めよ. (1) DB と DB0 を求めよ. (2) cos ÎB0 A0 C の値を求めよ.また,それを用いて 4A0 B0 C の面積を求めよ. (3) P を線分 DB0 上にあり,DP : PB0 = 1 : 3 となる点とする.また P0 を線分 AP と線分 BC と の交点とする.4ABP0 の面積を求めよ. (1) CH : HA ( 三重大学 2015 ) (2) BI : IA (3) DJ : JF ( 宮崎大学 2015 ) 7 四角形 ABCD がある.その内部の点を P とし,辺 AB,BC,CD,DA またはそれらの延長に 9 垂線 PE,PF,PG,PH を下ろす.点 P の位置によらず, 三角形 ABC を AB = AC かつ AB > BC である二等辺三角形とする.辺 AB 上の点 D を,三 角形 ABC と三角形 CDB が相似となるようにとる.三角形 ABC の外心を O,三角形 ADC の PE + PG = PF + PH 外心を P とする.以下の問いに答えよ. (1) 点 P は三角形 ADC の外部にあることを示せ. が成り立つとき,四角形 ABCD はどのような形であるか求めよ. ( 奈良県立医科大学 2015 ) (2) 四角形 AOCP において,ÎAOC = ÎAPC であることを示せ. (3) 三角形 CDB の外心は,三角形 ADC の外接円の周上にあることを示せ. ( 奈良女子大学 2014 ) 10 一辺の長さを 1 とする立方体 ABCD-EFGH があり,辺 BF 上に点 P と辺 DH 上に点 Q を 3 となるようにとる.点 A,P,Q を含む平面と直線 CG の交点を R とする. 4 また直線 PR と辺 FG の交点を S とし,直線 QR と辺 GH の交点を T とする.このとき,以下 BP = DQ = の問いに答えよ. 11 次の各問に答えよ. (1) 下図のように半径 r1 の円 O1 と半径 r2 の円 O2 が外接している.円 O1 と円 O2 の接点を P と する.円 O1 の周上に点 P と異なる点 A をとり,線分 AP の延長と円 O2 の交点を B とする.ま た,円 O1 の周上に点 P,点 A と異なる点 C をとり,線分 CP の延長と円 O2 の交点を D とする. このとき,次の ‘,’ に答えよ. ‘ 点 P における円 O1 の接線を利用して,AC //BD であることを示せ. ’ 円 O1 の中心と O2 の中心を結ぶ直線を利用して,点 P は線分 AB を r1 : r2 に内分すること を示せ. (2) 下図のように半径 3 の円 C1 ,半径 4 の円 C2 ,半径 5 の円 C3 が互いに外接している.円 C2 と (1) 四面体 SGTR の体積を求めよ. (2) 4PFS,4QTH,四角形 FSTH,四角形 PSTQ 及び四角形 PFHQ で囲まれた図形の体積を求 円 C3 の接点を J,円 C3 と円 C1 の接点を K,円 C1 と円 C2 の接点を L とする.線分 JL の延長 と円 C1 の交点を M とし,線分 JK の延長と円 C1 の交点を N とする.このとき,四角形 KLMN めよ. ( 群馬大学 2014 ) の面積は 4JLK の面積の何倍であるかを求めよ. ( 宮崎大学 2014 ) 12 次の定理について以下の問いに答えなさい. 15 中心を点 O とする半径 1 の円に内接する正六角形 H1 があり,その頂点を反時計回りに A1 ,B1 , C1 ,D1 ,E1 ,F1 とする.辺 A1 B1 上に点 A2 を ÎA1 OA2 = 15± を満たすようにとり,辺 B1 C1 定理: 4ABC の辺 BC,CA,AB 上にそれぞれ点 P,Q,R があり, 上に点 B2 を ÎB1 OB2 = 15± を満たすようにとる.同様に,図のように辺 C1 D1 ,D1 E1 ,E1 F1 , 3 直線 AP,BQ,CR が 1 点で交われば F1 A1 上にそれぞれ点 C2 ,D2 ,E2 ,F2 をとり,点 A2 から点 F2 を頂点とする正六角形を H2 と CQ AR BP ¢ ¢ =1 PC QA RB おく. 上の操作を再び正六角形 H2 に対して行い,辺 A2 B2 ,B2 C2 ,C2 D2 ,D2 E2 ,E2 F2 ,F2 A2 上に (1) AR : RB = 5 : 4,AQ : QC = 3 : 4 のとき BP : PC を求めなさい. それぞれ点 A3 ,B3 ,C3 ,D3 ,E3 ,F3 をとり,これらを頂点とする正六角形を H3 とおく.同 (2) この定理を証明しなさい. 様に 3 以上の整数 n に対して,上の操作を正六角形 Hn に行うことにより得られる正六角形を ( 千歳科学技術大学 2014 ) Hn+1 とおく.以下の問に答えよ. 13 平面上で 2 つの円 S; S0 が点 P で内接している.ただし S0 が S より小さいとする.円 S; S0 の 中心をそれぞれ O,O0 とおく.円 S0 上にあって直線 PO0 上にはない点 Q をとる.直線 PQ と 円 S との P とは異なる交点を A,直線 AO と円 S との A とは異なる交点を B,直線 BO0 と円 S との B とは異なる交点を C,直線 CQ と円 S との C とは異なる交点を D とする. (1) AO // QO0 を示せ. (1) 辺 OA2 の長さを求めよ. (2) DB = BP を示せ. (2) 正六角形 H2 の面積 S2 を求めよ. ( 滋賀医科大学 2013 ) (3) 正六角形 Hn の面積 Sn を n を用いて表せ. ( 岐阜大学 2013 ) 14 面積が 1 である 4ABC の辺 BC 上に点 D があり,辺 CA 上に点 E があり,辺 AB 上に点 F が ある.正の実数 x; y; z; w を AF : FB = x : y,BD : DC = y : z,CE : EA = z : w とな るように定める.線分 AD,BE,CF が 4ABC の内部の点 G で交わるとき,次の問に答えよ. x y z ¢ ¢ = 1 となることを示せ. y z w (2) 4AFE の面積を x; y; z を用いて表せ. y x ; ¯= とする.このとき,4DEF の面積を ®; ¯ を用いて表せ. (3) ® = y z (4) 4DEF の面積が最大となるのは,点 D,E,F が各辺の中点となるときであることを示せ. (1) 三角形の面積の比を用いて, ( 山形大学 2013 )
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