総合評価落札方式技術資料分析・整理 総合評価落札方式の手続き 業務の概要 総合評価落札方式は、民間企業が持つ優れた設計、施工方法に関する技術力を活 用する事で、公共工事の総合的な価値を高める事、コスト縮減を図る事を目的とし た制度です。この制度を実施するには、価格の他に、技術力を評価に加えて品質や 施工方法等を総合的に評価する必要があります。評価の実施においては、高度な技 術的判断が必要になる事、対象となる構造物に対する評価の項目や基準が評価機関 毎に大きな差異が無い事等が重要になります。そのため、関東技術事務所では、関 東地方整備局が実施する道路事業を対象に、目的とする構造物に関する技術提案内 容を適切に判断可能な有識者からなる技術評価検討会の組織・運営、技術提案内容 の分析・整理などを工事担当事務所と連携しながら実施しています。 実施状況 平成20年度より関東地方整備局が実施するトンネル、橋梁など道路事業に関して 本業務を実施しています。また、実施内容を事例集としてとりまとめ,総合評価落 札方式による工事を予定している国土交通省道路系事務所に対して情報提供を行う 事により技術支援を行っています。 2016.1
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