最 近 の 県 内 経 済 情 勢

最 近 の 県 内 経 済 情 勢
平成28年1月27日
財務省関東財務局
前橋財務事務所
問い合わせ先
前橋財務事務所 財務課
電話 027-221-4491(代表)
1.総論
一部に弱さがみられるものの、持ち直している。
先行きについては、各種政策の効果などにより引き続き持ち直していくとみている。
ただし、海外景気の下振れなどに注意する必要がある。
【総括判断】
前回(27年10月判断)
項目
総括判断
(天気マーク)
〔
前回との
比較
一部に弱 さが みら
れるもの の、 持ち
直している。
(凡例)
晴れ
晴れ一部くもり
今回(28年1月判断)
一部 に弱 さが みら
れる もの の、 持ち
直している。
くもり一部晴れ
くもり
本ぐもり
総括判断の要点
生産活動に足踏みがみら
れるなか、個人消費は一
部に弱さがみられるもの
の、緩やかに持ち直しつ
つあるほか、雇用情勢は
緩やかに改善している。
小雨
雨
〕
【各項目の判断】
項目
前回(27年10月判断)
個人消費
一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち
直しつつある。
前回との
比較
今回(28年1月判断)
一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち
直しつつある。
生産活動 緩やかに回復しつつある。
緩やかな回復の動きに足踏みがみられる。
設備投資 27年度は減少見通しとなっている。
27年度は減少見込みとなっている。
雇用情勢 改善しつつある。
緩やかに改善している。
住宅建設 前年を上回っている。
前年を上回っている。
公共事業 前年を下回っている。
前年を下回っている。
企業収益 27年度は減益見通しとなっている。
27年度は減益見込みとなっている。
企 業 の
「下降」超となっている。
景 況 感
「均衡」となっている。
(注)28 年 1 月判断は、前回 27 年 10 月判断以降、1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判断している。
2.各論
□個人消費・・・一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直しつつある。
百貨店・スーパー販売額は、前年を上回っている。
コンビニエンスストア販売額は、前年を上回っている。
乗用車の新車登録届出台数は、前年を下回っている。
前橋市の家計消費支出は、前年を上回っている。
(主なヒアリング結果)
・10 月は天候が安定していたことから堅調に推移したものの、11 月以降は暖冬の影響から冬物衣料を中心に低調。
(百
貨店)
・新コンセプトの映画館の導入以降、他の売場も含めた来店客数が増加。消費者の節約志向は強いものの「コト消費」
のニーズは高い。なお、衣料品は暖冬の影響から冬物が伸び悩んでいるが、食料品は地域の嗜好を分析し品揃えを工
夫したこと等から堅調。
(大型小売店)
・当社の人気車種の販売が一巡したこともあり、販売台数は減少傾向。また、軽自動車税改正に伴う影響から軽自動車
は引き続き低調。
(自動車販売店)
□生産活動・・・緩やかな回復の動きに足踏みがみられる。
鉱工業生産指数は、輸送機械が高水準で推移しているほか、化学等がおおむね横ばいとなっている
なか、はん用・生産用・業務用機械が減少していることから、緩やかな回復の動きに足踏みがみられ
る。
(主なヒアリング結果)
・輸出の大半を占める北米向け車種の販売が好調なことから、引き続きフル生産の状況。(輸送機械)
・スマホ等に使用する部品点数が増加していることから、電子材料向け部品が堅調。一方で、中国経済の減速の影響
から、建設機械向け部品が減少している。(化学)
□設備投資・・・27 年度は減少見込みとなっている。
法人企業景気予測調査(27 年 10~12 月期調査)で 27 年度の設備投資計画額をみると、製造業では
前年比▲2.9%の減少見込み、非製造業では同▲5.5%の減少見込みとなっており、全産業では同
▲4.0%の減少見込みとなっている。
□雇用情勢・・・緩やかに改善している。
有効求人倍率は、おおむね横ばいとなっている。
新規求人数は、このところ増加している。
所定外労働時間指数は、前年を上回っている。
名目賃金指数及び実質賃金指数は、前年を上回っている。
(主なヒアリング結果)
・人手不足感は常にあり、賃上げを実施しても応募がほとんどなく人員確保に苦慮している。
(スーパー)
・技術者を中心に不足感があるが、今後の需要動向が不透明なこともあり人材を確保しにくい面がある。
(建設)
・
□住宅建設・・・前年を上回っている。
新設住宅着工戸数は、前年を上回っている。
(主なヒアリング結果)
・消費税に係る落ち込みから比べると受注は戻ってきている。このほか、相続税対策に力を入れている個人の影響で
貸家の着工件数が増加しているのではないか。
(住宅建設)
□公共事業・・・前年を下回っている。
前払金保証請負金額をみると、市町村等は前年を上回っているものの、国・県は前年を下回ってお
り、全体としては前年を下回っている。
□企業収益・・・27 年度は減益見込みとなっている。
法人企業景気予測調査(27 年 10~12 月期調査)で 27 年度の経常損益をみると、全産業で前年比
▲3.0%の減益見込みとなっている。
□企業の景況感・・・「均衡」となっている。
法人企業景気予測調査(27 年 10~12 月期調査)で景況判断 BSI をみると、全産業で「均衡」となっ
ている。規模別にみると、大企業は「下降」超に、中小企業は「上昇」超に転じ、中堅企業は「下降」
超となっている。先行きについて、28 年 1~3 月期は全産業で「下降」超に転じる見通しとなってい
る。