2015 年 4 月 1 日 日本銀行横浜支店 当店の短観の見直しに関するお知らせ ○ 「短観」 (全国企業短期経済観測調査)は、資本金 2 千万円以上の民間企業(金融機関 を除く)を母集団とし、その中から調査対象企業を抽出する「標本調査」の手法をとって います。また、調査対象企業については、経済実態をできるだけ正確に把握するため、母 集団情報の更新に合わせ、定例的に見直しを行うこととしています。今般、総務省・経済 産業省「平成 24 年経済センサス‐活動調査」に基づく最新の母集団(約 21 万社)を対 象に、5 年振りとなる調査対象企業の見直しを実施しました。 ○ これに伴い、当店で作成・公表している神奈川県短観の調査対象企業数(2014 年冬時 点)は、以下の通り、42 社増加しました。また、社数構成比でみると、業種別では非製 造業のウェイトが幾分高まり、企業規模別では中堅・中小企業のウェイトが高まっていま す。 (先) 全産業 製造業 非製造業 旧ベースの社数 (A) 318 142 176 新ベースの社数 (B) 360 160 200 (B)-(A) 42 18 24 (%) 全産業 大企業 中堅企業 中小企業 製造業 大企業 中堅企業 中小企業 非製造業 大企業 中堅企業 中小企業 旧ベースの社数構成比(A) 新ベースの社数構成比(B) ― 29.6 34.6 35.2 44.7 17.0 15.1 12.6 55.3 12.6 19.5 22.6 ― 24.2 36.1 39.2 44.4 15.0 13.3 16.1 55.6 9.2 22.8 23.1 ○ なお、今回の調査対象先企業の見直しに伴い、2014 年 12 月短観と 2015 年 3 月短観の 間には不連続が生じることとなります。このため、2015 年 3 月短観から新規に集計対象 とする企業に対し「予備調査」を実施し、業況判断 D.I.等の判断項目や売上高等の事業計 画などを調査し、改めて 2014 年 12 月短観を再集計しております。 ○ これを受けて、本日公表の「企業短期経済観測調査結果(2015 年 3 月神奈川県分)」で は、2014 年 12 月時点について、新旧両ベースの計数を記載しておりますので、ご参照く ださい。 ―― 統計としての正式データは 2014 年 12 月に公表した旧ベースです。新ベースの データは参考値として取扱いますが、2015 年 3 月調査を 2014 年 12 月調査と比 較する場合(変化幅を算出する等)などには、比較データとしての 2014 年 12 月 調査データは新ベースを使用しています。 以 上
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