大学病院の基本知識を身につけ、提案できる若手事務職員になろう! ~病院長!こんなのいかがでしょう!?~ (第8回 国立大学附属病院若手職員勉強会)企画書 【提案班】 5班 【テーマ】 調達物品の規格統一化によるコスト削減および医療安全面の向上 【班メンバー】 大学・所属 弘前大学医学部附属病院 経理調達課経理調達グルーブ 山形大学医学部附属病院 医療支援課情報処理担当 東京医科歯科大学歯学部附属病院 総務課用度掛 大阪大学医学部附属病院 事務部管理課用度第三係 神戸大学医学部附属病院 管理課病院契約係 島根大学医学部附属病院 会計課契約第一係 九州大学病院別府病院 事務長付用度係 氏名 司会者 発表者 久保田 正彦 □ □ 紺谷 健 □ □ 山本 功平 □ □ 市原 正則 □ □ 奥山 晴香 □ □ 須田 敬祐 □ □ 松永 彰人 ■ □ 髙月 沙織 □ ■ □ ■ 大分大学医学部附属病院 医学・病院事務部経営管理課 経営戦略室経営企画係 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 病院管理課調達係 1. 脇 亮輔 企画の目的 【現状分析と問題提起】 一つの病院内で、1 種類の物品に対して複数の規格の製品を購入しているという例が多くあ る。そのため、調達コストおよび物流管理コストが過大になっている。 また、医療機器の場合は、規格によって操作方法の違いがあり、安全管理面で支障をきたす ことがある。 →事務側から規格の統一を提案する。対象は、消耗品・医療材料・医療機器等。 2.企画の効果 【企画のもたらす効果】 <コスト削減> ・予定数量の増加による価格交渉の有利化 ・使用期限切れ材料のロス解消 ・修理費用の減額 <医療安全面の向上> ・操作方法の統一による誤操作・使用ミスの低減) ・現場の管理の簡易化 <その他> ・部署間での併用・貸し借りの容易化(在庫切れの防止) 3. 企画内容 【全体計画】 (別紙) 4. 実施体制等 【企画実現に係る実施体制(協力体制も含む)】 ・ワーキンググループの立ち上げ ・対象物品の選定(WGで審議。医療安全推進室等関係部署の会議等で審議) ・物品選定のための現場へのアンケート・試供等による調査→結果をWG(会議)で承認 ・事後評価 【企画実現に係る課題と解決策】 ・対象物品の選定についての基準等 解決策:事前にコスト削減効果および安全性向上の検証を行う ・統一規格以外の物品の購入への対処 解決策:購入理由書の提出を義務づけることで、抑止力とする ・現場からの理解・協力を得られるか 解決策:削減効果の明確化(説明資料の作成) ・リコールが起きた際の対応 解決策:重要物品の代替品の確保・処理フローの明確化 損害賠償およびサポート体制の明確化 【企画実現に係る必要な能力・知識】 ・物品に対する知識(対抗メーカーからの聴取も含めた物品に対する情報収集力等) ・現場の経験(現場での使用用途,現場での使用状況の把握) 5.実施にかかる経費の発生 ・事務の人件費 ・医師、看護師、ME 等の人件費 6. 波及効果 ・他大学との共同購入が容易となる ・他病院とのネットワーク構築とそれによる地域医療への貢献 ・現場のコスト意識が高まる ・現場の管理が容易となる(リスクの減少)
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