申請書 - 内陸のフロンティア

内陸フロンティア推進区域指定申請概要調書
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(1)
指定を申請する推進区域の概要
推進区域の名称
「世界遺産韮山反射炉」及び「江川邸」を核とした歴史文化のまちづくり
推進区域
(2)
区域の範囲
「世界遺産韮山反射炉」
伊豆の国市韮山地区のうち、東は韮 726 号線、西は県道函南停車場反射炉
線、南は韮山古川、北は韮2-27 号線で囲まれる範囲(11.5ha)
「江川邸」
伊豆の国市韮山地区のうち、東は韮 615 号線、西は韮 626 号線、南は韮 621
号線、北は韮 625 号線で囲まれる範囲(4.0ha)
(3)
区域設定の根拠となる市町の構想等における位置付け
伊豆の国市歴史文化基本構想
(4)
区域内の防災・減災と地域成長の両立を図る目的(政策課題)と事業の
概要(解決策)
課題
韮山反射炉の世界遺産登録を契機として、貴重な文化資産等の持
続的な保護・保全を通じた歴史文化に溢れ魅力ある地域の形成や、
多彩な地域資源と連携した観光業の活性化が求められている。
また、観光客の安全・安心に配慮した防災・減災機能の強化が喫
緊の課題となっている。
解決策
韮山反射炉や江川邸の景観保護と魅力向上を図るため、景観条例
等の制定のほか、反射炉や構成資産の歴史等を紹介するガイダンス
施設や多目的広場等の整備により、多彩な観光資源と連携した個性
的な観光地づくりを推進する。
また、有事に備えた観光客等の避難・受け入れ体制を強化し、安
全・安心なまちづくりを進める。
2
(1)
区域内において実施する事業の内容等
事業名
「世界遺産韮山反射炉」及び「江川邸」を核とした歴史文化のまちづくり
推進事業
(2)
事業内容
・総合案内機能を備えたガイダンス施設の整備
・観光交流イベントや有事の際に活用する多目的広場整備
・利便性を高める駐車場や周遊遊歩道の整備
・江川家文庫収蔵庫(重要文化財江川家資料保存活用施設)の整備
(3)
想定している事業実施主体
伊豆の国市、公益財団法人江川文庫
(4)
関係者の合意の状況
・韮山反射炉周辺施設整備事業の事業計画を地権者へ説明済みであり、事
業用地を平成27年9月に取得済みである。
・江川家文庫収蔵庫建設予定地は、公益財団法人江川文庫の所有地であり、
合意を得ている。
(5)
推進体制の設置状況及び活動状況
韮山反射炉整備計画策定委員会により韮山反射炉整備計画を策定済みで
ある。江川邸周辺地区は平成 27 年9月に伊豆の国市史跡等整備調査委員会
江川家資料保存活用部会を立ち上げ、収蔵施設建設計画、施設運営方針及
び活用方針について部会を定期的に開催する。
(6)
その他当該事業の熟度を示す事項
平成 27 年1月に伊豆の国市景観条例を施行している。また、県道韮山反
射炉線と県道函南停車場反射炉線沿いを対象区域とする伊豆の国市屋外広
告物規制条例を平成 28 年3月に制定する予定。
(7)
実施事業の工程
平成 27 年度
<韮山反射炉>実施設計
<江川家文庫収蔵庫>候補地選定
市屋外広告物規制条例の制定、観光客等の避難計画検討
平成 28 年度
<韮山反射炉>工事
<江川家文庫収蔵庫>実施計画
観光客等の避難計画策定
平成 29 年度
<韮山反射炉>施設供用開始
<江川家文庫収蔵庫>工事
3
活用を予定する県の支援策
特になし
○ 江川邸
○ 韮山反射炉