妊娠中の感染に気をつけて下さい!

妊娠中の感染に気をつけて下さい!
伝染性紅斑と風しんが急増しています
東京都医師会
伝染性紅斑(リンゴ病)の流行状況
東京都では伝染性紅斑が流行してい
ます。症状が出た頃には既に周りへの
感染力は低く、症状発現前1週間の患
者の咳やくしゃみなどのしぶきを吸い
込むことによって感染します。
妊娠中(特に妊娠前半)に感染した
場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)
や流産が生じることがあります。
妊娠中に関節痛、発熱、発疹などの
ような症状が出たら、産婦人科のかか
りつけ医にご相談ください。
予防のためには、人が多く集まる場
所を避けて、特に妊婦はマスクや手洗
いなどをしっかり行ってください。
東京都感染症情報センター
風しんの流行状況
愛知と静岡で風しんの患者相次ぐ
妊娠20週頃までの女性が感染すると
赤ちゃんの耳や目や心臓などに障害
が出るおそれがある「風しん」に、愛知
県や静岡県の男女合わせて19人が罹
患していると報告されました(3月11日
現在暫定値)。
30代から50代の成人男性が多く、
子供の頃ワクチン接種を受ける機会が
なかったと考えられる人です。
専門家は、風しんについてはこれか
ら流行の時期を迎えることから、妊婦
の夫や妊娠を希望する女性などに予
防接種を受けてほしいと呼びかけてい
ます。
国立感染症研究所感染症疫学センター