(4)平成27年度における国保税制の改正について 1 課税限度額の

(4)平成27年度における国保税制の改正について
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課税限度額の見直し
・基礎課税分及び後期高齢者支援分をそれぞれ1万円引き上げ、介護納付金分を2万円
引き上げる。
(厚労省では、限度額超過世帯の割合を当面 1.5%に近づけるよう段階的に引き上げる予定。今回は、
その第一弾。
)
・国保料(税)課税限度額見直しの案
後期高齢者
基礎課税分
支援金分
介護納付金分
合 計
現行
51 万
16 万円
14 万円
81 万円
改正(案)
52 万
17 万円
16 万円
85 万円
・限度額超過世帯の割合(平成26年度全国推計:厚生労働省)
基礎課税分
後期高齢者支援分
介護納付金分
合 計
現行
2.83%
2.80%
3.18%
2.46%
改正(案)
2.71%
2.46%
2.44%
2.25%
・課税限度額の推移
年度推移
H22
課税限度額
73 万円
増減
+4 万円
H23
H24
77 万円
+4 万円
-
H26
H27
81 万円
85 万円
+4 万円
+4 万円
H25
-
※実施時期:平成 27 年 4 月 1 日から
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低所得者の保険料(税)軽減措置の拡充
5割・2割軽減の判定所得基準の見直しにより、対象者を拡大する。
・軽減基準の拡大(案)
7割軽減
5 割軽減
2 割軽減
現行
改正後
現行
基準額 33 万円世帯(世帯の所得合計額が 33 万円以下の世帯)
変更なし
基準額 33 万円+24.5 万円×被保険者数
改正後
基準額 33 万円+26 万円×被保険者数
現行
基準額 33 万円+45 万円×被保険者数
改正後
基準額 33 万円+47 万円×被保険者数
※実施時期:平成 27 年 4 月 1 日から
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