一橋大(2/25 実施)【国語】解答例 一 問い一 A=原語 B=想起 C=掲載 D=増殖 E=緊張 問い二 ア=連続的な対象に切れ目を入れて、 意味づけること。 間の鍛練を経ずに社会に出ても安定した 地位と生活を得られるが、それに甘んじ て上司の命に従うだけになると、独立独 歩の精神を失い、後続の俊才に追い抜か れ排除される運命にある。(一〇〇字) 問い四 「意味する」ことを通して語音と語義 が知覚され、そこから音声言語が、次に 真に解くべき問題を明らかにするには、自 むためにも、信ずることは不可欠である。 三 文字言語が生まれる。前者が時間ととも 分の読みへの信念と著者への信頼が必要で 学問は疑いから始まるといわれるが、その 底に信ずるという行為がなければ、学問的 に変化する流動性をもつのに対して、後 あり、自分の読みだけを信じる粗読や、著 創造はなしえない。古典と格闘し、深く読 者 は 秩 序 と 体 系 を 備 え た 固 定 性 を も ち、 動力となるのである。 (二〇〇字) 探索によって初めて、疑いは学問探究の原 い。以上二つの信の心に支えられた事実の 者への盲信に基づく耽読は避けねばならな 問い三 才能と学識のある優秀な青年は、世 まいとしてもそれはできない。 が本来持っている独立独歩の気概を失う 問 い 二 才 能 は あ っ て も 上 司 の 命 に 従 う だ け で安定した地位を得ている青年は、人間 問 い 一 元 々 優 れ た 才 能 の 持 ち 主 故 に、 世 間 の困難を経験していない青年。(三〇字) 両者は緊張関係にある。(一 〇〇字) を生み出す。 (四〇字) イ=落とし穴、わな。 問 い 三 文 字 は 単 な る 記 号 で は な く、 音 声 言 語と結びつき、秩序・体系としての言語 二
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