(D1-2) 公益財団法人山口大学後援財団 「学生のおもしろプロジェクト等助成事業」 [成果報告書] 平成27年4月28日 1.実施責任者(申請者と同一の場合は記載不要) 所属 大学教育機構学生支援センター ふりがな 職名 センター長 氏名 みやた 宮田 ひろふみ 浩文 2.学生のおもしろプロジェクト等助成事業の成果 26 広中レポート(2000)発表以来、自主的活動による学生のキャリア育成に注目が注がれ、その教育的効果が 認められている。山口大学でも「山口大学おもしろプロジェクト(学生の自主的活動に対する資金支援制度、 以下おもプロ)」や「学生自主活動ルーム(自主的活動のきっかけとなるボランティア情報の提供、およびお もプロ相談窓口、以下自主活動ルーム)」といった自主的活動の場を多く提供し、学生のキャリア育成を支援 してきた。今後もおもプロや自主活動ルームをより一層発展させることで、山口大学生の自主的活動に対する 意識を高めることが必要である。 26 年度の予算においておもプロおよび自主活動ルームの案内リーフレットを作成した。このリーフレット は入学式時に配布される関係書類封筒に同封して 27 年度入学生全員に配布されている。また高年次生に対し ては自主活動ルームの入室者をはじめとして機会を設けてこのリーフレットが広く配布されている。 加えて1 年生の必修講義である「知の広場」においておもプロ及び自主活動ルームの紹介を行ったり、4 月に開催され た新入生歓迎フェスティバルにて年度末最終報告会を行ったりすることで、 山口大学生に対しおもプロ及び自 主活動ルームの認知度を高めた。こうした広報において購入したリーフレットは大きな役割を果たしている。 おもプロ採択団体によるプロジェクト関連イベント時や自主活動ルームを通じたその活動時には、 参加学生 に対して、26 年度に購入したビブスを着用させたり、旗を立てさせたりしてもらうようお願いした。また 27 年 4 月の報告会や 26 年 10 月のホームカミングデー出展参加学生、および 27 年 2 月の自主活動交流会参加学 生には名札ケースを着用してもらった。これらの着用および設置の結果として、そうした学生より自身が自主 活動に携わっているという満足感や充実感、誇りが感じられたという声をもらうことができた。またそうした イベントにおける大学管理者としても、参加学生をすぐに判断することができ、危機管理の上で大きな役割を 果たした。ビブスや旗、名札ケースは非常に目立つため、そうしたイベントに訪れる地域住民に対して、山口 大学の自主的活動状況を知ってもらえる機会となった。26 年 10 月のホームカミングデーにおいて、紙を直接 壁に貼りつけるよりもパネルに入れてから展示する方が見栄えがよく、来場者の興味をひくことが分かった。 今後も出来る限りパネルを活用していきたいと考えている。 大学間連携共同教育推進事業の一環として参加した APSSA(Asia Pacific Student Services Association) は、国際交流および他大学生との交流を通じ、参加学生の大学生活に対するモチベーションおよび自主的活動 に対する意識の向上をもたらした。APSSA 参加学生の中には、自主活動ルームをよく利用するようになり、ま た 27 年度のおもプロの申請を行うことを予定している者もいる。山口大学生の自主的活動に対する意識の向 上につながったと判断できる。自主活動ルームイベントの開催や学生の自主活動イベントにおいて、26 年度 に購入した各種消耗品は有効に利用され、イベントや学生の活動の活性化に大きく貢献した。年度末に購入し たビデオカメラを利用し、こうしたイベントや参加学生の様子を記録・編集・公開することで、27 年度以降 も引き続き山口大学生の自主的活動に対する意識の創出をはかることを予定している。 リーフレット ビブスや旗 (スカウトジャンボリー) 最終報告会 (新入生歓迎フェスティバル) 自主活動交流会 APSSA 報告ポスタ (ルーム内掲示) 自主活 R イベント 「山口遠足」 おもプロと自主活 R コラボイベント
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