5. 千葉市における地球温暖化防止に向けた削減目標 本市は、首都圏に位置し、都市化の進展に伴い、全国平均を上回る人口の増加と事業活動の拡大が今 後とも続くことが予測され、また、引き続き都市基盤の整備が求められると予測されます。 温室効果ガス総排出量の推計の結果では、基準年度(1990年度)に対し現況年度(2000年度)で既に 5.6%増加している状況にありますが、前述のようなことを背景に、現況対策時の場合、目標年度(2010 年度)における温室効果ガス総排出量は、基準年度に対し14%の増加、また現況年度に対しても8%の増 加が予測されています。 一方、市民・事業者・市が一体となって、現況対策に加え、さらに実施可能な温暖化対策を追加して 実行した場合、目標年度には現況年度に対して6.1%の削減、また基準年度に対しても0.9%の削減が可 能と見込まれています。 そこで、削減目標としては、各主体が連携して温暖化対策を総合的・計画的に着実に実施することによ り温室効果ガスの排出量を削減し、可能な限り基準年度レベルを下回るよう抑制することを目指します。 削減目標 目標年度(2010 年度)の温室効果ガス総排出量を現況年度(2000 年度)より約 6% 削減し、可能な限り基準年度(1990 年度)レベルを下回るよう抑制する。 14
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