佐賀県生活排水処理構想(素案)概要 平成28年2月29日 佐賀県 県土づくり本部 下水道課 ■パブリックコメントの目的 佐賀県では、下水道や集落排水、浄化槽などの生活排水 処理施設について、どの地域をどの施設(手法)で整備す るのかを計画した県構想を策定しています。 現在の県構想(佐賀県生活排水処理整備構想)は、平成 22年度に策定しましたが、このたび、整備状況や社会経 済情勢の変化等に対応するため見直しを行い、次期の県構 想素案として「佐賀県生活排水処理構想(素案)」を作成 しましたので、この構想(素案)に対しての御意見をいた だき、構想に反映することにより、よりよい構想にしてい きたいと考えています。 つきましては、「佐賀県県民意見提出手続(パブリッ ク・コメント手続)に関する要綱」に基づき、ご意見を募 集します。 ■見直しの背景など ○ 整備状況や社会経済情勢の変化に対応 する必要がある。 ○ 現在の構想が策定から5年が経過し、 内容を点検する時期が到来した。 ○ 「普及地域の拡大」だけでなく、「施 設の改築・更新」や「経営の安定」など の多様化した課題に対応する。 ■基本方針 将来フレーム ・将来の人口減少による影響を想定し、社会変化を反映した各市町の整 備手法ごとの将来値を設定します。 想定年次は平成42年度とします。 生活排水処理施設整備の全体像 ・各整備手法の特性や実情などを踏まえ、その地域に適した手法を選定 し、県全体における各手法ごとの区域を全体像として示します。 計画目標年次 ・平成32年度 (短期目標年次:策定から5年後) ・平成37年度 (中期目標年次:策定から10年後) ベンチマークと目標値 ・構想の実現のため、ベンチマーク(指標)を設定します。 ・実効性のある構想とするため、計画目標年次に合わせたベンチ マークの目標値を設定します。 ■ベンチマークと目標値 ベンチマーク(1) 目標年度 集合処理区域の接続率 (%) 短期(平成32年度) 88% 中期(平成37年度) 90% 集合処理区域の接続人口 集合処理区域の接続率(%) = 集合処理区域の普及人口 ベンチマーク(2) 目標年度 浄化槽区域の普及率(%) 短期(平成32年度) 58% 中期(平成37年度) 74% 浄化槽の普及人口 浄化槽区域の普及率(%) = 浄化槽区域人口 (集合処理区域以外) ■今後の展開 構想の着実な推進を図るためには、県民、市町、県がそれぞれの役割を 認識し、その役割を果たしながらお互いに連携・協働していく必要があり ます。
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