(9)鳥獣被害の発生状況及び被害防止対策 【被害発生状況】 ○ 管内のH25年度農林水産物被害総額は約1億4千4百万円。捕獲頭数の増加や、 侵入防止柵の設置など総合的な対策により、被害総額は約3割減少。 ○ 鳥獣別では、シカ、イノシシ、カラスの順で、この3種で9割以上を占めている。 ○ 被害が多い作物は、壮齢林、稲、野菜、幼齢林の順。 農林水産物被害の推移 被害額(百万円) 300 247 250 200 その他 204 194 サギ 160 144 150 ハト サル スズメ カラス 100 イノシシ シカ 50 0 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 有害捕獲頭数の推移 (頭) H21年度 H22年度 H23年度H24年度 H25年度 874 シ カ 133 122 81 235 342 808 イノシシ 697 219 393 鳥獣別被害割合(H25年度) サル 1.8% スズメ 3.2% カラス 6.9% イノシシ 16.8% ハト 1.2% 作物別被害割合(H25年度) サギ その他 0.4% 0.4% 果樹 3.3% 幼齢林 3.6% 3 6% シカ 69.3% 豆類 3.0% 麦類 2.6% 野菜 12.8% その他 2.5% 壮齢林 48.8% 稲 23.4% 【主な取り組み内容】 ○ 被害防止対策については、様々な県の単独事業や鳥獣被害防止総合支援事業に加え 、平成25年度より鳥獣被害防止緊急捕獲等対策事業に取組んでいる。 ○ 「みやこ町」では獣肉の販売強化の取組みとして、イノシシやシカ肉を使用した、 「みやこ肉カレー」に続き、季節限定商品の販売を開始。また、県とローソンの包括 協定により、県産品を使用した新メニューとして、「猪味噌煮おにぎり」や「ぼたん 鍋」などを期間限定(H25年3月19日~4月1日、H26年1月7日~1月20日)で販売。 ※有害鳥獣加工施設における獣肉の販売実績 844万円(H25年度) みやこ肉カレー(猪肉)、猪鍋セット 侵入防止柵の設置 7
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