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獣害
四班
五艘佑揮
佐波聖樹
酒井香里
関雅子
獣害とは?
 野生動物による人間への害と、人間
による野生動物への害の双方を指
す。
 害を被る人々に意識され、その寛容
のレベルを超えた時に表出する問
題である。
 野生動物が農作物を荒らすこと。
 獣による被害。
などなど、いろいろな解釈がある
どのような種類の動物が、人に被
害を与えるのか?
・サル ・シカ ・イノシシ ・ネズミ
・クマ ・ハクビシン ・ウサギ
・カラスやハトなどの鳥類
・外来種のミンクやアライグマ
・・・・・挙げだしたらキリがない
サル・シカ・イノシシ・クマ
について調べてみました。
サルによる害
 通学の子供を威嚇する
 農作物を荒らす
 住宅へ入り込む
主な原因
 人間の経済活動の変化に伴う自然環
境の改変
 餌付けした結果
人慣れがすすん
だ
 給餌による高栄
養化で個体数が
急激に増加した
対策
 捕獲したサルを電気鞭などで”教育”し
た後、群れに戻す方法
 散弾銃などを使っての追い払い
 電気柵で田を囲み作物を守る方法
 犬によってサルを追い払う
【いずれの方法も猿
の特性を知る事が
大切】
シカによる害
 幼木の食害
 樹木の皮をは
ぐ・角とぎで成木
を傷つける
 森の下草を食べ
つくす
 田畑を荒らす
昭和55年はこんなに茂っていた
シラネアオイも・・・
平成9年には食べつくされて・・・
シカ防護策の内側と外側では
植物の生育がこんなに違う
原因は?
 森林生態系の崩壊
 暖冬や天敵の不在により生存率が
高くなり、生息数が増え、餌不足に
なったため。
 ハンターの高齢化に伴い捕獲や駆
除が困難になったため。
 餌付けによって人になれたため。
対策は?
 捕獲・駆除による適正頭数の維持。
 ネットやフェンス、柵などによってシ
カの侵入を防ぐ。
 幼木一本一本に食害防止の筒をか
ぶせる。
 忌避剤を用いる。
 音や光による威嚇を行う。
イノシシによる害
・作物を食べる
・田畑を荒らす
・土を掘り返す
などなど
原因
 人の生活圏が
どんどん広がっ
たこと。
 人の出す生ゴミ
から味をしめた
ため。
 人による餌付け。
対策
 電線柵による阻止(ただし、
イノシシは、金網の下の土
を掘り、進入して来ます。)
 幅10m位の緩衝地帯を
設ける。その緩衝地帯は、
常に草を刈って視界を良く
しておく、そうすることで、
野生動物に身を隠すとこ
ろがない状況を作る。
 天敵オオカミの復元
 牛の放牧
クマによる害
 里に下りて来て作物を荒らす、
または食べる。
 人を襲う、もしくは喰らう。
クマ侵入防止対策
電気柵に触れた時に電流を流すゲッターシステム
クマは電流によりこの場所が恐い場所だと学習
恐怖心により近づかなくなる(゜o゜)
もしクマに出会ってしまったら・・・。
 絶対に逃げないこと。
 ゆっくり姿勢を変え対面になり、クマの目を凝
視しながら徐々に後退すること。
 もし近づいてきたら持ち物をそっと前に置き、
それに興味をもたせ時間を稼ぐ。
 さらに近づいてきたら闘う覚悟を決めること。
 もしクマに襲われた時は、弱点の鼻先と目に
反撃を加える以外生きるチャンスはない・・・。
Good Luck!!!!
(@_@)b
まとめ
 獣害発生の原因のひとつが人間の存
在。
 先住の野生動物と人間の共存・共生を
目的に、生活圏の線引きを行う必要が
ある。
 獣害対策の考えの基本は予知・予防。
おしまい