簡易型エリア 簡易型エリア監視 エリア監視システム 監視システムの システムの開発 (2) - 赤外線センサ 赤外線センサを センサを用いた移動体検知 いた移動体検知 - 機械電子担当 櫻井 淳 1.目的 本研究では、赤外線センサ等の複数センサを用いて人等の移動体を検知しその動作を認識する 方法について検討を行っている。また、その技術を応用して簡易型エリア監視システムを開発す ることにより、主にセキュリティ分野で利用できるエリア監視システムの製品化を目指している。 本年度は、焦電型赤外線センサ部品等により製作した複数視野のセンサを用いて、屋内での人 体検知の実験を行った。 2.内容と結果 図 1 に示すように、センサの視軸を水平方向に約 15°間隔の角度を設けて配置したセンサを製 作し、図 2 に示すように、2方向から監視エリア内のセンシングを行うシステムの開発を行った。 図1 製作した赤外線センサ 図2 人体検知ソフトウェアのモニタ画面 その結果、図 3 の実験結果に示すように、製作した複数視野のセンサを用いて 2 方向からエリ ア内を監視することにより、エリア内を移動する人物の位置情報および移動方向を認識すること ができた。 4 3 2 1 1 2 3 4 図3 実験結果 3.今後の課題 移動体の位置情報や移動情報を用いてカメラ制御を行い人物の画像追跡を行うことにより、 人物の動作などを認識するシステムの開発について検討を行う予定である。
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