６年主題名：自然愛，動植物愛護資料名：「愛華さんからのメッセージ」（出典：東京書籍「明日をめざして」）ねらい：自然の偉大さと人間との関わりを知り，自然環境を大切にしようとする態度を養う。 ◇人間が自然と共生していくことの大切さを訴えた「地球の秘密」を描いた愛華さんは，児童と同じ 6 年生。何がきっかけで地球のことを調べたり，漫画にまとめたりすることになったのか。どんな思いや願いがこの作品に込められているのか。また，この作品を通して，愛華さんの思いがどう広がっていったのかを話し合いました。子供たちの発言（「地球の秘密」にこめられた愛華さんの願いや思い） ○「いつもの普通のことが自然問題にもつながっているのに気づき，自分や誰もができることを考えてほしいとメッセージにしたと思う。考えるだけでなくできるならしてほしいと思ったと思う。」 ○「環境問題は，人間が起こしているものなので，世界中のみんなに昔のようなきれいで美しい環境を作り上げ，何年でも多く続くように，守っていこうと伝えていると思う。 ○「地球は，人の行動で汚されるから植物や動物などがなくなっていっている事を伝えたかったと思うし，その動物などが死んでしまってかわいそうだと強く思ってかいたと思う。」 ○「地球の秘密を読んで，今，地球の環境が危ないということを伝えたかったと思う。そして一人でも多くの人に地球の環境を守る工夫をしてほしいと伝えたかったと思う。」 ○「このままだと将来の地球が，生き物がすめないような地球になってしまうということを伝えたかった。地球を守ることができる活動をしている人たちのこともかいていて大人になったらこんな仕事をしてくれる人を少しでも増やせるようにしたいと思っていた。子供たちからの意見（授業を通して思ったことや感じたこと） ○本を見たときに私たちと同じ６年生が本を作ってすごいと思いました。でもそれは「すごい」じゃなくて，みんなに地球の危機を伝える第一歩を愛華さんは踏み出してくれたと思いました。だから愛華さんがくれたメッセージを私ももらって，地球のために貢献していきたいです。 ○愛華さんが本を作ろうと思ったきっかけが，人間の手で地球が汚れてきていて，それは身近なことにも関係していることがわかりました。私の地区では，ゴミ拾いをしていたのでこれからも続けていけばゴミ問題についても少しは減らせると思いました。 ○愛華さんは，自分のできることから環境のことを考えていたのがいいと思います。私たち人間のせいで地球がどんどん汚れていっているということが改めてわかりました。自分にできることを考えるだけでなく，活動してみることも大切だなと思いました。愛華さんのようなすごいことはできないけど，前のような美しい地球を少しずつ取り戻せればいいと思いました。