ゆたか証券

2015.2.20
NO.
816
ゆたか証券
マーケットウィークリー
マーケット展望
国内景気の好転で注目される
小売、サービス関連企業
マーケットニュース
産業ニュース
主な業績上方修正銘柄
北陸新幹線開業で拡大する北陸観光需要
(東証 1 部:2371)カカクコム
企業ニュース
(東証 1 部:4452)花王
(東証 1 部:6367)ダイキン工業
(東証 1 部:8279)ヤオコー
N0.808 参考銘柄5社平均の高値騰落率は19.5%
パフォーマンス一覧
3社の高値騰落率が20%超を達成
商号等/豊証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第 21 号
加入協会/ 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
マーケットウィークリー・816号
マーケット展望 国内景気の好転で注目される
小売り、サービス関連企業
2015.2.20
作成者:奥村義弘
変化が期待され
る小売り・サービ
スセクター
先週のマーケットウィークリー(815号)では、雇用関連指標の良化
で関心が集まっている人材ビジネスに焦点を当てたレポートを作成し
た。今回は、続編と言えるが、所得環境の好転で変化が期待される小
売り、サービスセクターに焦点を当ててみた。
消費の回復の足
取りは鈍い
16日に発表された、10-12月のGDPをみると年率成長率は2.2%(前
期比0.6%増)と民間予想平均の3.9%には届かなかった。ただプラス
成長は14年4月の消費税引き上げ後初めてで、ようやく底打ち感を示す
ものとなった。輸出が円安もあり2.7%増と好調、消費も0.3%増と小
幅ながら持ち直した。消費や設備投資動向をみる限り、回復の足取り
の現状は弱いと言わざるをえない。ただ、しばらくは貿易収支の改善、
国内の賃上げニュースなど内需の持ち直しにつながるニュースが増え
るものと考える。また中長期では構造改革への取り組みが重みを増し
ている。政策面でもこれまで生産性が低い分野と言われた小売りやサ
ービス業の改革に焦点を当てた対策が増えてこよう。
賃上げなどで消
費の先行き改善
期待は高まる
街角の景況感を示す景気ウォッチャー調査の判断D.Iも足元緩や
かながら回復傾向を見せている。内閣府が2月9日に発表した1月の数字
では現状判断D.Iが45.6と前月比0.4ポイント上昇した。2~3カ月後
のD.Iは50.0と同3.3ポイント上昇、先行きの見通しに明るさが出て
きている。原油安メリットに期待する向きが強まっている。家計動向
には厳しさが残るが、企業動向や雇用動向に明るさが増してきたよう
だ。これまで、消費関連を取り巻く環境は、株価や不動産の上昇によ
る資産効果のメリット、円安による訪日外国人客の増加などはあるも
のの、実質所得は賃上げ効果が消費税の引き上げによるマイナス効果
で打ち消され、消費増に十分つながっていないのが現状である。「メ
リハリ消費」という言葉があるが消費者は個々の価値観に沿って選別
消費を行っている。外食産業などではメニュー改訂による単価アップ
等でのコスト吸収に取り組んでいるが、客数減に苦しむ企業も多い。
ただ今年は消費税の引き上げがない。賃上げによる所得増が、消費増
に波及する順回転に期待したい。
成長機会を捉え
ている企業をピ
ックアップ
次頁では財務データや業績予想などから小売り、サービス業を対象
に好業績・好財務体質企業を 選んでみた。大手では、A BCマート
(2670)、ツルハHD(3391)、良品計画(7453)などが存在感を示
している。厳しい消費環境下でも自立的に成長機会を捉えている企業
と言えよう。小売業では地域密着型のドラッグストアに注目できる。
多業態とのコラボも手掛けやすく、業界再編の動きも活発である。地
方創生にとっては消費者ニーズを 捉えるこれら小売業の役割も大き
い。プロ向けニーズに応えるMonotaRO(3064)、根強い節約
志向に応えるハードオフ(2674)などもユニークな存在。サービス業
ではネット関連が存在感を示している。ネットとリアルの融合が進ん
でおり、生活実感に近い領域がビジネスの対象になってきた。「食べ
ログ」がスマホ利用者向けに拡大している価格比較サイトのカカクコ
ム(2371)、幅広く投資事業も展開するサイバエージ(4751)などニ
ーズを捉えた企業が並ぶ。また、景況感の改善で人材サービス関連も
多くリストアップされた。
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
◇実質GDP(年率換算)
◇景気ウォッチャー調査・判断DIの推移
60
15
55
10
2.24
5
50
45
0
40
▲5
35
30
景気ウォッチャー 現状判断 DI
25
14/7
14/11
14/3
13/7
13/11
12/3
11/7
11/11
11/3
10/7
10/11
13/3
景気ウォッチャー 先行き判断 DI
20
10/3
2014/2Q
2013/3Q
2012/4Q
2012/1Q
2011/2Q
2010/3Q
2009/4Q
2009/1Q
2008/2Q
2007/3Q
2006/4Q
2006/1Q
2005/2Q
▲ 20
12/7
▲ 15
12/11
▲ 10
(出所)内閣府「景気ウォッチャー調査」
(出所)内閣府「四半期別GDP速報」
◇小売り、サービスセクターの好収益、好財務体質企業
対
象:全国上場の小売り、サービスセクター企業
選択基準:今期予想の売上高ならびに経常利益の前期比増加率が10%以上で有配、前期の自
己資本比率が40%以上、ROEが10%以上、以上の条件をすべて満たす銘柄
銘柄
コード
株価
(2/16)
予想
PER
今期予想・前期比
経常利益
売上高
ROE
円
倍
%
%
%
%
トラスト・T
コシダカHD
リニカル
学情
いちごHD
夢真HD
カカクコム
ディップ
ベネ・ワン
ファンコミ
インフォマート
ABCマート
ハードオフ
MonotaRO
ブロンコB
薬王堂
ツルハHD
クイック
アルプス技
東京個別
サイバエージ
フルキャスト
Jマテリアル
ベクトル
良品計画
リロHLD
2154
2157JQ
2183
2301
2337JQ
2362JQ
2371
2379
2412
2461
2492
2670
2674
3064
3091
3385
3391
4318
4641
4745
4751
4848
6055
6058
7453
8876
1,724
2,014
936
1,000
278
828
1,855
5,260
1,415
1,387
980
6,250
1,108
3,600
3,760
2,463
7,620
768
1,655
350
5,610
530
1,508
1,560
14,130
9,760
15.3
13.9
17.2
17.9
22.9
21.7
37.1
26.0
25.8
23.3
42.1
19.3
12.7
59.6
17.8
14.7
21.7
15.7
12.8
20.9
25.1
11.9
16.9
35.6
24.3
24.7
25
16
30
12
20
40
22
46
15
21
19
13
21
24
23
10
14
11
12
10
17
11
18
21
15
21
36
16
45
19
81
19
17
135
14
21
16
18
18
38
26
11
14
33
19
26
26
23
22
38
11
13
21.8
20.9
26.1
11.2
11.8
36.3
40.4
24.2
19.2
35.6
32.3
16.6
11.7
31.0
13.7
13.5
13.2
23.3
14.4
10.9
19.1
21.3
14.6
22.6
17.0
19.1
59.4
48.5
65.3
85.5
42.2
57.6
79.5
56.0
56.7
64.3
70.8
66.8
81.0
51.2
82.7
44.7
60.2
60.1
67.9
78.3
54.2
63.3
80.7
70.6
76.9
46.8
コメント
自己資
本比率
技術、技能者派遣に強み
カラオケ店、フィットネス事業
医薬品開発受託事業
就職情報関連の大手
不動産事業
建築技術者派遣事業
価格比較サイト大手
アルバイトサイト大手
パソナグループ系福利厚生代行
成果報酬型広告仲介
食材の企業間電子取引市場
「ABC-マート」靴専門店
リサイクルの全国チェーン
工具・工場用品通販
ステーキチェーン
岩手県が地盤のドラッグストア
ドラッグストア大手
人材サービス業
技術者派遣に強み
個別指導塾、ベネッセHD傘下
ネット広告代理店
アルバイト紹介主体の人材サービス
工場向け特殊ガス製造事業
独立系のPR支援事業
「無印良品」展開
賃貸管理、福利代行サービス
(注)業績は今期日経予想、JQは東証ジャスダック、他は東証 (出所)CAM作成
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
マーケットニュース 主な業績上方修正銘柄
作成者:奥村義弘
◇主な業績上方修正銘柄
対
象:3月本決算の銀行、証券、保険を除く東証1部上場銘柄
選択基準:今期予想経常利益が100億円以上、15年1月1日~15年2月13日までの間に今期予想の売
上高、営業利益、経常利益、当期利益のいずれも が上方修正された銘柄を、経常利益
の修正率が高い順に並べた上位40銘柄
順
位
銘柄
コード
株価
予想
今期予想経常利益
(2/16)
PER
修正額
修正率
円
倍
億円
億円
%
1 ユアテック
1934
804
5.4
117
46
64.8
2 富機製
6134
1,241
15.2
113
42
59.2
3 日写印
7915
2,126
11.4
115
40
53.3
4 川崎汽
9107
322
12.1
480
140
41.2
5 三井住友建
1821
171
23.2
100
26
35.1
6 アルプス
6770
2,281
12.8
530
135
34.2
7 アルパイン
6816
1,864
10.3
145
35
31.8
8 熊谷組
1861
383
42.1
113
27
31.4
9 ヨロズ
7294
2,333
10.2
101
23
30.0
10 NOK
7240
3,020
11.9
778
179
29.9
11 Jパワー
9513
4,405
14.4
580
130
28.9
12 アドテスト
6857
1,542
21.5
175
38
27.7
13 清水建
1803
808
21.9
500
100
25.0
14 東京製鉄
5423
877
13.1
125
25
25.0
15 九電工
1959
1,387
9.0
172
32
22.9
16 村田製
6981
12,765
18.0
2,150
400
22.9
17 日曹達
4041
687
9.9
131
24
22.4
18 東ガス
9531
719.2
14.4
1,670
300
21.9
19 富士フイルム
4901
3,990.5
17.5
1,900
300
18.8
20 ミネベア
6479
1,657
17.2
570
90
18.8
21 日東電
6988
7,495
17.2
990
120
13.8
22 小野薬
4528
11,220
99.1
177
20
12.7
23 日立国際
6756
1,536
11.7
180
20
12.5
24 ダイセル
4202
1,557
18.2
545
60
12.4
25 日ハム
2282
2,642
17.9
425
45
11.8
26 東京精
7729
2,435
12.6
115
12
11.7
27 スカパーJ
9412
703
15.5
195
20
11.4
28 田淵電
6624
1,277
7.8
105
10
10.5
29 マキタ
6586
5,590
16.9
657
59
9.9
30 TDK
6762
7,500
22.5
680
60
9.7
31 郵船
9101
344
14.6
720
63
9.6
32 トヨタ
7203
7,829
11.6
29,200
2,200
8.2
33 JR西日本
9021
6,522
18.6
1,125
75
7.1
34 ナブテスコ
6268
3,020
22.2
261
17
7.0
35 安川電
6506
1,586
17.0
330
20
6.5
36 コーセー
4922
5,460
28.3
205
12
6.2
37 富士重
7270
3,963.0
12.2
3,920
220
6.0
38 JAL
9201
3,725
9.7
1,640
90
5.8
39 小糸製
7276
3,480
15.1
650
35
5.7
40 日産自
7201
1,147.0
11.5
6,550
350
5.7
(注1)経常利益修正率(%)=今回予想÷前回予想×100-100
(注2)業績予想および株価指標は会社計画ベース(15年2月13日現在)
(出所)Quick Astra ManagerよりCAM作成
前期比
%
黒転
198
122
48
25
89
23
66
8
84
45
149
71
294
93
62
34
5
21
103
▲ 40
3
32
20
27
▲9
89
15
71
23
20
▲0
8
22
▲5
25
4
25
24
マーケットウィークリー・816号
産業ニュース
2015.2.20
北陸新幹線開業で拡大する北陸観光需要
作成者:池田隆行
北陸新幹線開業で
拡大する北陸観光
北陸新幹線金沢開業をきっかけに、北陸への観光客の増加が見込まれ、観光関
連企業の活性化が期待される。
「かがやき」と「は
くたか」にグラン
クラスを設定
いよいよ、3月14日にJR東日本(9020)とJR西日本(9021)は北陸新幹線を
開業する。「かがやき」、「はくたか」、「つるぎ」が運転を開始。速達タイプ
の「かがやき」は東京-金沢間を2時間28分で結ぶ。営業最高速度は時速260㎞。
「かがやき」は東京を出発すると、上野(一部通過)、大宮、長野、富山、金沢
に停車。「かがやき」の下り始発、東京6時16分発に乗れば、金沢に8時46分に到
着する。1日10往復。各駅タイプの「はくたか」は1日15往復(1本は長野-金沢間)。
「つるぎ」は金沢-富山間で、1日18往復する。「かがやき」と「はくたか」は全
列車とも新型車両のE
◇E7系新幹線
7系とW7系を運転し、
本革張りの電動リクラ
イニングシートを採用
するなどワンランク上
のグランクラスを設定
する。グランクラスに
は添乗員によるおもて
なしがあるほか、グラ
ンクラス車両には新日
鉄住(5401)が開発し
たフルアクティブサス
ペンションが採用さ
れ、乗り心地でも上を
(出所)東日本旅客鉄道
行く。
観光資源の宝庫
◇業績動向
会社名
JR東日本
JR西日本
JR東海
JAL
ANA
エイチ・アイエス
観光地では金沢の日本三名園のひとつとして知られる「兼六園」をはじめ、ユ
(単位:億円、%)
決算期
14.3
予15.3
14.3
予15.3
14.3
予15.3
14.3
予15.3
14.3
予15.3
14.10
予15.10
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
27,029
27,440
13,310
13,395
16,525
16,510
13,093
13,420
16,010
17,000
5,232
5,797
1
2
2
1
4
▲ 0
6
2
8
6
9
11
4,068
4,230
1,346
1,315
4,946
4,750
1,668
1,670
660
850
159
194
2
4
4
▲ 2
16
▲ 4
▲ 15
0
▲ 36
29
34
22
3,325
3,570
1,130
1,125
4,043
3,960
1,576
1,640
429
550
190
214
5
7
8
▲ 0
23
▲ 2
▲ 15
4
▲ 44
28
25
13
1,999
2,000
656
680
2,557
2,680
1,663
1,390
189
350
91
106
14
0
9
4
28
5
▲ 3
▲ 16
▲ 56
85
2
17
(注)予は会社予想。(出所)各社資料よりCAM作成
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
ネスコの世界遺産に文化遺産と ◇グランクラス(18席のみ)
して登録された「五箇山合掌集
落」、国の名勝・天然記念物に
指定された輝石安山岩の柱状節
理地帯であり絶壁の「東尋坊」、
北アルプス・立山連峰など、観
光名所は豊富。加賀友禅や九谷
焼、美濃和紙、金沢漆器、金沢
箔といった伝統工芸も多い。さ
らに、氷見の寒ブリや白エビ、
越前がに、ホタルイカなど人気 (出所)東日本旅客鉄道
の食材もある。今年は善光寺の
御開帳の年に当たる。数え年で7年に1度の壮麗な行事。前立本尊を本堂にお迎え
し公開する。4月5日から5月31日まで。
NHKの朝の連ド
ラ効果に期待
NHKの朝の連続テレビ小説では能登を舞台にした「まれ」が3月30日からはじ
まる。「あまちゃん」では三陸鉄道やロケ地だった岩手県久慈市などにドラマを
観たファンが訪れ賑わった。久慈市の観光課によると、13年4月から14年1月まで
に久慈を訪れた観光客は約149万人。前年同期比60%増だった。「マッサン」の効
果ではニッカウヰスキー北海道工場に46万6,000人(同65%増)の見学者が訪れた
という。14年9月の放映開始を前に、14年7月に前年同月比46%増、8月同52%増。放
映を開始した9月に同77%増、10月同122%増、11月同196%増、12月同125%増と大幅
に増えている。「まれ」の放映は9月26日までであり、能登は北陸新幹線効果も加
わり賑わいそうだ。
航空会社も北陸に
力を入れる
ANA(9202)は羽田-富山線の早期購入割引「特割」と「旅割」の運賃を引
き下げた。需要喚起を目的に、最安値を北陸新幹線と同程度の水準にした。特割
は空席数に連動する形で段階的に運賃を設定している。JAL(9201)は羽田-
小松線で「特便割引」を設定。早期予約の「先得」は1万円を切る料金も設定して
いる。さらに、ANAは「旅割75」、JALは「ウルトラ先得」を5月2日以降に
設定している。旅行者にとっては選択の幅が広がり、観光客増加に寄与しよう。
旅行会社ではすで
にパック旅行を発
売
旅行会社ではJTBがエースJTBで「北陸新幹線に乗る!金沢・能登・富山・
上越・飯山」を発売。日本旅行では「北陸新幹線開業スペシャル」、KNTCT
(9726)の近畿日本ツーリストでは「2015年3月14日(土)北陸新幹線開業!JR
北陸新幹線で行く魅力たっぷりの北陸・金沢への旅」、JR東日本のびゅうトラ
ベルサービスでは北陸および信越エリアへのふたつのびゅう商品を発売。
(単位:円、倍)
コード
株価
PER
コメント
2196
1,246
10.7 金沢の兼六園隣りにウェディング施設を秋にオープン
9020
9,709
19.1 3月14日に北陸新幹線金沢開業。
9021
6,522
18.6 北陸新幹線W7系を投入。大阪からはサンダーバードも
9022
20,965
15.4 関西方面から北陸へのお得な切符を発売
9201
3,725
9.7 小松への航空券で特便割引など割引運賃を設定
9202
312.7
31.2 富山や小松、能登への航空券で特割などを設定
9603
3,685
22.5 日本旅行の「北陸新幹線開業スペシャル」を発売
◇株価とコメント
銘柄
エスクリ
JR東日本
JR西日本
JR東海
JAL
ANA
エイチ・アイエス
(注)株価は2月16日の終値、PERは今期予想(出所)各社資料よりCAM作成
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
企業ニュース カカクコム
(東証1部:2371) http://corporate.kakaku.com/
(億円)
価格比較サイト等を運営
作成者:池田隆行
◇売上高と営業利益の推移
(億円)
400
1997年、コアプライスを設立。2000年、カカクコ
ムへと組織変更した。2004年、ホテル・旅館の直前
割引サイト「yoyaQ.com」をグループに加
える。2005年、旅行のフォートラベルが加わる。同
年、ランキングとクチコミのグルメサイト「食べロ
グ」をスタートした。2008年、不動産住宅情報サイ
ト「スマイティ」を開設。2013年、レストランのオ
ンライン予約新サービス「チェーナ」をオープンし
た。価格比較サイト「価格.com」などを運営し
ている。月間利用者数(14.12期末現在)は価格.
comの5,225万人に対し、食べログが6,369万人と
次の柱へと成長してきている。
200
売上高 左軸
300
営業利益 右軸
150
200
100
100
50
0
(期) 11.3
0
予
15.3
12.3 13.3 14.3
(出所)カカクコム会社資料よりCAM作成
「食べログ」が成長をけん引し業績拡大へ
15.3期・第3四半期(4-12月)の連結業績は売上高が257億円、前年同期比22%増、営業利益118
億円、同14%増。価格.comは消費者の価格志向などにより、堅調に推移。食べログは好調で、
プレミアム会員が累計50万人を突破したうえ、レストラン予約の12月は約25万人だった。
15.3期の会社計画は売上高365億円、前期比22%増、営業利益173億円、同18%増。価格.co
mの新メニューとして、格安スマホと格安SIMカード比較を投入。マネタイズしやすいコンテ
ンツになりそうだ。3月には価格.comのスマホアプリをいよいよリリースする予定。食べログ
は中国語、韓国語、英語に対応し、3月にリリースする予定。訪日外国人も取り込む考え。
LINE(ライン)と店舗向けサービスの提供を推進する業務提携を締結した。第一弾として、
LINEのビジネスアカウント「LINE@」と食べログで、相互連携を開始する。食べログの
有償サービス契約店が、「LINE@」にも加入すると、友だち追加ボタンが掲載される。ユー
ザーが店舗のアカウントを追加すると、継続的な情報発信が可能となる。2月下旬スタート予定。
[株価動向・投資判断]
食べログの好調に加え、価格.com回復への市場の期待が高まれば、株価刺激材料となろう。
<業績>
決算期
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株利益
1株配当
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
円
円
13.3
23,276 (
26 )
11,616 (
29 )
11,611 (
29 )
7,090 (
35 )
31.1
35.00
14.3
29,814 (
28 )
14,680 (
26 )
14,774 (
27 )
9,066 (
28 )
40.5
12.50
15.3 予
36,500 (
22 )
17,300 (
18 )
17,300 (
17 )
11,000 (
21 )
49.7 16.00
2,200
2,100
2,000
1,900
1,800
1,700
1,600
1,500
1,400
1,300
1,200
[週足]
26週平均
13週平均
[主要株価指標]
(売買単位:100株)
株価(2015/2/16)
1,855 円
昨年来高値(高値日)
2,178 円(14/1/21)
同 安値(安値日)
1,355 円(14/5/12)
予想PER(15.3予)
37.3 倍
1株株主資本(PBR算出用)
98.8 円
PBR
18.78 倍
予想配当利回り
0.86 %
(1株当たり配当金年16.00円)
ROE(14.3)
40.4 %
発行済み株式数
22,177 万株
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
企業ニュース 花王
(東証1部:4452)http:// www.kao.com/jp/
作成者:兵藤三郎
◇14.12期売上高構成比
国内トイレタリー大手
1887年、洋小物物商「長瀬商店」として創業。1954年に花
王石鹸に、現社名には1985年に変更された。製品の製造では
1890年の高級石鹸からスタートし、現在では家庭用および業
務用洗剤、トイレタリー用品、化粧品飲料などにその領域を
拡大している。洗剤、トイレタリーでは国内首位、2006年に
カネボウ化粧品をグループ化し化粧品分野では国内第2位に
浮上した。「アタック」、「ビオレ」、「メリーズ」、「ヘ
ルシア」等著名ブランドを数多く持つ。14.12期決算では5期
連続増収増益を達成、売上高および全ての利益項目で過去最
高を更新。今期計画では26期連続の増配計画も発表された。
積極投資で市場の伸長率を上回る成長を目指す
ケミカ
ル
18%
ファブ
リック
&ホー
ムケア
23%
ビュー
ティー
ケア
42%
ヒュー
マンヘ
ルスケ
ア
17%
(出所)花王会社資料よりCAM作成
14.12期の連結業績は売上高が1兆4,017億円、前期比7%増、営業利益が1,333億円、同7%増。
当期の経営環境は、消費増税による国内消費低迷、特保飲料市場での競争激化、夏場以降の天候
不順、原材料高騰などで厳しかったが、公表されていた会社計画を若干ながら上回り着地した。
前期比163億円積み増した積極投資(マーケティング費、研究開発費含む)を行い、シェア向上
と付加価値品の投入に成功、利益を伴った増収を達成した。
15.12期業績の会社計画は、売上高が1兆4,700億円、前期比5%増。営業利益が1,500億円、同
13%増。営業利益の目標値は、今期を最終年度とする中期経営計画「K15」で唯一未達成項目で
あった。今期も前期比243億円増の積極投資で、市場の伸長率を上回る成長を目指す方針。成長
著しいアジア市場では中間所得者層の拡大に伴い、衣料用洗剤や紙おむつ等の拡販に努める。足
元での原材料価格下落も利益の貢献要因となろう。加えて、14.12期にロドデノール配合美白製
品に係る補償関連の特損81億円を計上したカネボウ化粧品も新商品の投入を計画し業績回復を
図る方針。
[株価動向・投資判断]
6期連続増収増益、26期連続増配の会社計画を評価したい。株価水準に割安感は乏しいが、成
長性を考慮すれば、さらなる株価上昇にも期待できよう。押し目を狙いたい銘柄。
<業績>
決算期
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株利益
1株配当
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
円
円
13.12
1,315,217 (
- ) 124,656 (
- ) 128,053 (
-)
64,764 (
-)
126.0
64.00
14.12
1,401,707 (
7 ) 133,270 (
7 ) 138,784 (
8)
79,590 (
23 )
156.5
70.00
15.12 予 1,470,000 (
5 ) 150,000 (
13 ) 153,000 (
10 )
87,000 (
9)
173.6 76.00
5,500
[週足]
13週平均
5,000
4,500
4,000
3,500
3,000
2,500
26週平均
[主要株価指標]
(売買単位:100株)
株価(2015/2/16)
5,083 円
昨年来高値(高値日)
5,250 円(15/2/3)
同 安値(安値日)
3,041 円(14/2/6)
予想PER(15.12予)
29.3 倍
1株株主資本(PBR算出用)
1,306.0 円
PBR
3.89 倍
予想配当利回り
1.50 %
(1株当たり配当金年76.00円)
ROE(14.12)
12.4 %
発行済み株式数
50,400 万株
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
企業ニュース ダイキン工業
(東証1部:6367) http://www.daikin.co.jp/index.html
作成者:冨ケ原信久
世界空調事業の世界シェアトップ
1924年、大阪金属工業所を創立。創始者は山田晃氏。1933
年、フッ素系触媒の研究に着手するなど、フロン空調冷凍
技術とフッ素樹脂などを独自に開発し、主力となるエアコ
ンの基礎を築く(14.3期空調・冷凍機事業の売上構成比は
89%)。1936年、南海電鉄へわが国初の電車冷房の試験機
を導入。以降、冷凍機や、産業用・家庭用空調事業を展開。
1963年、ダイキン工業に社名変更。2006年、グローバル大
手空調メーカーOYL社(マレーシア)を買収。2012年、米
国住宅用空調大手グッドマン社を買収。2014年に創業90
周年。世界145カ国で事業展開。生産拠点は74カ所。14.3
期の地域別売上高構成比は日本29%、米国20%、中国18%、
欧州14%、アジア・オセアニア13%、その他6%。
◇売上高と営業利益の推移
(億円)
(億円)
25,000
2,500
営業利益 右軸
20,000
売上高
左軸
2,000
15,000
1,500
10,000
1,000
5,000
500
0
0
13.3期実績
14.3期実績
15.3期予想
(出所)ダイキン工業資料よりCAM作成
15.3期は北米事業の伸長と円安が収益押し上げに貢献
15.3期第3四半期(4-12月)は売上高が1兆4,327億円、前年同期比7%増、営業利益が1,492億
円、同23%増。空調・冷凍機事業では、国内が消費増税後の反動減の影響のほか、夏場の天候不
順により需要が減少し同7%減。欧州も景気回復の遅れにより全地域で販売が減少し同5%減(海
外現地通貨ベース)。一方、米国はグッドマン社の販売網活用により住宅用、業務用とも伸長。
15年1月からの省エネ規制強化を前に駆け込み需要の発生もあり同19%増(同)。中国も専門店
「プロショップ」販売網の拡充が奏功し同3%増(同)だった。営業利益は同277億円増えたが、
為替による増益効果は70億円。残る増益分は拡販や売価維持など企業力によるものといえる。
15.3期の会社計画は売上高が1兆9,500億円、前期比9%増、営業利益が1,900億円、同23%増。
為替前提は106円/ドル、137円/ユーロ。15年1-3月期の為替前提は103円/ドル、128円/ユーロと
なり、円安分が収益ののりしろとなろう。事業環境は国内、欧州、中国の軟調を米国がけん引す
るかたちだが、アジア、中近東などへの進出強化で成長を維持する見通し。
[株価動向・投資判断]
16.3期は国内需要の回復に期待。欧州も回復の兆し。円安効果もあり増収増益を見込む。
<業績>
決算期
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株利益
1株配当
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
円
円
13.3
1,290,903 (
6)
88,627 (
9)
94,145 (
15 )
43,584 (
6)
149.7
36.00
14.3
1,783,077 (
38 ) 155,075 (
75 ) 154,108 (
64 )
91,880 (
111 )
315.2
50.00
15.3 予 1,950,000 (
9 ) 190,000 (
23 ) 189,000 (
23 )
113,000 (
23 )
387.4 70.00
8,500
8,000
7,500
7,000
6,500
6,000
5,500
5,000
4,500
[週足]
13週平均
26週平均
[主要株価指標]
(売買単位:100株)
株価(2015/2/16)
7,653 円
昨年来高値(高値日)
8,439 円(15/1/27)
同 安値(安値日)
5,163 円(14/3/24)
予想PER(15.3予)
19.8 倍
1株株主資本(PBR算出用)
3,141.5 円
PBR
2.44 倍
予想配当利回り
0.91 %
(1株当たり配当金年70.00円)
ROE(14.3)
12.9 %
発行済み株式数
29,311 万株
マーケットウィークリー・816号
2015.2.20
企業ニュース ヤオコー
(東証1部:8279) http://www.yaoko-net.com/
作成者:奥村義弘
地域密着型食品スーパー大手
◇既存店売上高、単月客数、単月客単価の推移
12
既存店売上高
1890年(明治23年)創業。1957年に(有)八百幸商店
(%)
10
単月客数
として設立。埼玉県を地盤とする食品スーパー大手。現
単月客単価
8
在、店舗は埼玉県を中心に千葉県、群馬県、栃木県、茨
6
城県、東京都、神奈川県の1都6県に140店舗(2014年12
4
月末)を展開。日用雑貨や医薬品なども取り扱っている
2
が、生鮮三品(青果・生鮮・食肉)や三味(惣菜・寿司・
0
インストアベーカリー)に重点をおいた「食生活提案型
スーパーマーケット」を目指している。地域密着型顧客
(出所)ヤオコー公表資料よりCAM作成
基盤の拡充に力を入れており、PB商品の開発、その一
品が来店動機となるような「名物商品」の開発などに力を入れている。
厳しい環境下、既存店販売も好調
15.3期第3四半期(4-12月)の連結業績は営業収益が2,307億円、前年同期比13%増、営業利益
が129億円、同18%増。既存店売上高(単体)は同5.4%増と堅調に推移した。客数は同1.6%増、
客単価は同3.7%増。消費税引き上げの反動減、競争環境の激化などを考慮すると好成績。足元1
月(単月)の既存店売上高も前年同月比6.8%増と好調に推移している。会社側の通期計画は、
第2四半期発表時に上方修正され、営業収益が3,000億円、前期比9%増、営業利益は128億円、同
7%増。第3四半期までの営業利益進捗率は100.7%とこれを上回る着地が期待できよう。
会社側では「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」を目指し、今15.3期を最終年度
とする第7次中期経営計画を実行中。生鮮物流の抜本的見直しによる生鮮の強化、新たな価格政
策や販促策によるカスタマーの確保、PB開発力の強化や小型店など新店舗フォーマットによる
先進的・革新的MDの開発、計画的な店舗改装による店舗間格差の縮小、店舗作業の標準化や作
業量の削減による生産性の向上、従業員満足度の向上や待遇改善などがその柱。今期は、採用増、
電気代や建築費上昇の中で、増収増益の計画。連結ベースで23期連続増益が視野に入っており、
消費者の「メリハリ消費」を取り込む企業として注目できよう。
[株価動向・投資判断]
株価上昇が続いているが、安定した業績、成長性などから過熱感は乏しい。
<業績>
決算期
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株利益
1株配当
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
百万円 (伸び率)
円
円
13.3
247,966 (
4)
10,983 (
2)
10,803 (
2)
6,019 (
12 )
310.0
57.00
14.3
274,149 (
11 )
11,998 (
9)
11,840 (
10 )
7,110 (
18 )
366.2
60.00
15.3 予
300,000 (
9)
12,800 (
7)
12,600 (
6)
7,480 (
5)
385.3 60.00
9,000
[週足]
13週平均
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
26週平均
[主要株価指標]
(売買単位:100株)
株価(2015/2/16)
7,970 円
昨年来高値(高値日)
8,500 円(15/2/9)
同 安値(安値日)
4,000 円(14/2/4)
予想PER(15.3予)
20.7 倍
1株株主資本(PBR算出用)
2,949.1 円
PBR
2.70 倍
予想配当利回り
0.75 %
(1株当たり配当金年60.00円)
ROE(14.3)
13.6 %
発行済み株式数
2,001 万株
マーケットウィークリー・816号
パフォーマンス一覧
2015.2.20
№808参考銘柄 5社平均の高値騰落率は19.5%
3社の高値騰落率が20%超を達成
(単位:円、%)
掲載
NO.
執筆者
基準日
銘柄
日経平均
TOPIX
14.12.12
14.12.12
基準日
株価
17,371.58
1,399.65
高値
高値日
18,074.26 15.2.16
1,463.86 15.2.16
5社平均値
808
( 対日経平均相対パ フォ ーマ ンス)
日本ハム
19.5
( 15.5)
2282
兵藤
14.12.12
2,421
2,999 15.1.28
5406
奥村
14.12.12
199
221 15.1.28
冨ケ原 14.12.12
594
637 14.12.29
(対日経平均相対パフォーマンス)
神戸製鋼所
(対日経平均相対パフォーマンス)
IHI
7013
(対日経平均相対パフォーマンス)
東海旅客鉄道
9022
池田
14.12.12
16,865
21,195 15.2.16
9616
奥村
14.12.12
5,380
6,980 15.1.22
2413
6473
6762
7261
8802
1925
5401
5713
6740
6920
7011
7270
9603
2206
3402
6098
6470
9020
2127
2181
6505
7202
9201
2670
4577
6474
6594
7594
6135
6756
8586
9101
9404
2450
4751
6302
6506
6724
池田
冨ケ原
兵藤
冨ケ原
奥村
池田
奥村
奥村
兵藤
兵藤
冨ケ原
冨ケ原
池田
兵藤
兵藤
奥村
冨ケ原
池田
奥村
池田
兵藤
冨ケ原
池田
奥村
兵藤
冨ケ原
兵藤
池田
冨ケ原
兵藤
奥村
冨ケ原
池田
奥村
池田
冨ケ原
兵藤
兵藤
14.12.19
14.12.19
14.12.19
14.12.19
14.12.19
14.12.26
14.12.26
14.12.26
14.12.26
14.12.26
14.12.26
14.12.26
14.12.26
15.1.16
15.1.16
15.1.16
15.1.16
15.1.16
15.1.23
15.1.23
15.1.23
15.1.23
15.1.23
15.1.30
15.1.30
15.1.30
15.1.30
15.1.30
15.2.6
15.2.6
15.2.6
15.2.6
15.2.6
15.2.13
15.2.13
15.2.13
15.2.13
15.2.13
2,098
2,072
7,350
2,991.0
2,566.5
2,325.0
302.1
1,819.0
373
1,416
682.0
4,425.5
3,540
4,565
957.3
3,500
1,283
9,003
3,870
4,080
419
1,519.0
3,750
5,890
2,500
638
8,074
1,682
982
1,456
2,402
332
1,733
1,696
5,670
682
1,554
4,175
(対日経平均相対パフォーマンス)
共立メ ンテ ナンス
(対日経平均相対パフォーマンス)
809 エ ム スリー
ジェイテクト
TDK
マツダ
三菱地所
810 大和ハウス工業
新日鐵住金
住友金属鉱山
ジ ャ パンデ ィスプ レイ
レー ザー テ ック
三菱重工業
富士重工業
エ イチ・ア イ・エ ス
811 江崎グリコ
東レ
リクルートホールディングス
大豊工業
東日本旅客鉄道
812 日本M&Aセンター
テンプホールディングス
東洋電機製造
いすゞ自動車
日本航空
813 エービーシー・マート
ダイト
不二越
日本電産
マルカキカイ
814 牧野フライス製作所
日立国際電気
日立キャピタル
日本郵船
日本テレビホールディングス
815 一休
サイバーエージェント
住友重機械工業
安川電機
セイコーエプソン
騰落率
4.0
4.6
15.2.16
終値
18,004.77
1,459.43
2,512
2,149
7,890
3,072.0
2,705.5
2,343.5
304.4
1,834.5
478
1,570
685.6
4,449.5
4,090
5,360
1,025.0
3,695
1,349
9,775
4,170
4,115
437
1,667.5
4,095
6,380
2,574
647
8,346
1,750
1,010
1,557
2,574
348
1,886
1,756
5,750
725
1,590
4,220
15.2.16
14.12.29
15.2.2
14.12.24
15.2.16
14.12.30
14.12.29
14.12.29
15.2.13
15.1.26
14.12.29
14.12.29
15.1.30
15.2.2
15.1.30
15.2.16
15.1.21
15.2.16
15.1.30
15.1.26
15.2.16
15.2.16
15.1.30
15.2.13
15.2.12
15.2.4
15.2.12
15.2.6
15.2.12
15.2.13
15.2.16
15.2.16
15.2.12
15.2.16
15.2.16
15.2.16
15.2.16
15.2.16
23.9
(19.9)
11.1
(7.1)
7.2
(3.2)
25.7
(21.7)
29.7
(25.7)
19.7
3.7
7.3
2.7
5.4
0.8
0.8
0.9
28.2
10.9
0.5
0.5
15.5
17.4
7.1
5.6
5.1
8.6
7.8
0.9
4.3
9.8
9.2
8.3
3.0
1.4
3.4
4.0
2.9
6.9
7.2
4.8
8.8
3.5
1.4
6.3
2.3
1.1
騰落率
3.6
4.3
8.7
( 5.1)
2,642
211
518
20,965
6,290
2,448
1,767
7,500
2,315.5
2,688.5
2,285.5
297.7
1,799.5
451
1,407
635.1
3,963.0
3,685
4,580
977.9
3,690
1,329
9,709
3,915
3,775
429
1,662.0
3,725
6,250
2,492
643
8,207
1,729
955
1,536
2,565
344
1,807
1,746
5,610
710
1,586
4,130
9.1
(5.5)
6.0
(2.4)
-12.8
(-16.4)
24.3
(20.7)
16.9
(13.3)
16.7
-14.7
2.0
-22.6
4.8
-1.7
-1.5
-1.1
20.9
-0.6
-6.9
-10.5
4.1
0.3
2.2
5.4
3.6
7.8
1.2
-7.5
2.4
9.4
-0.7
6.1
-0.3
0.8
1.6
2.8
-2.7
5.5
6.8
3.6
4.3
2.9
-1.1
4.1
2.1
-1.1
(注1)基準日株価は各マーケットウィークリー発刊日の終値、高値は基準日以降の高値 (注2)銘柄の網掛けは高値で10%以上上昇した銘柄
(注3)対日経平均相対パフォーマンスは基準日からの各銘柄の騰落率から同日経平均の騰落率を引いたもの
【重要開示事項】
■ 本資料は、ちばぎんアセットマネジメント株式会社(以下「CAM」と略す。)調査部が投資判断の参考と
なるよう情報提供のみを目的として作成したものです。
■ 執筆アナリストは、本資料に掲載されている企業の証券を保有しておりません。
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