平 成 2 7 年 2 月 2 0 日 青森県健康福祉部こどもみらい課 青森県次世代育成支援行動計画「(仮称)のびのびあおもり子育てプラン」 (前期計画)(素案)の要点 1 ■ 計画策定の趣旨 県では、少子化の流れを変えるため「次世代育成支援対策推進法」に基づき、平成17 年2月に「わくわくあおもり子育てプラン(青森県次世代育成支援行動計画)」(前期 計画)を、平成22年2月に同(後期計画)を策定し、社会全体で次代を担う子どもが 健やかに生まれ育つことを総合的・包括的に支援するための様々な取組を行ってきまし た。 ■ 後期計画の計画期間が平成26年度で終了しますが、国において「少子化危機突破のた めの緊急対策」が決定されたこと、また、引き続き集中的・計画的な対策の推進・強化 を図るため、同法の有効期限を10年間延長する等の改正が行われたことを踏まえ、本 計画を策定することとしたものです。 2 計画期間 ■ 平成27年度~平成31年度(5年間) ■ 改正次世代育成支援対策推進法では、平成27年度を初年度とし平成36年度を最終年 度とする10か年計画を立てることとしています。本計画は、平成27年度から前期5 か年を第1期とする前期計画として定めたもので、平成31年度に見直し、平成32年 度からの後期5か年を第2期とする後期計画として定めるものです。 3 計画の位置付け ■ 本計画は、子ども・子育て支援法第62条に基づき策定が義務付けられた「青森県子ど も・子育て支援事業支援計画」及び国民運動計画である「健やか親子21(第2次)」 で示された課題や指標を基本とした「青森県母子保健計画」と一体的に作成しています。 ■ 本計画は、「青森県基本計画未来を変える挑戦」や「青森県地域福祉支援計画」と整合 を図りつつ、次世代育成支援の視点から推進する計画として位置付けています。 4 計画がめざすもの (1) 基本理念 子どもとともに、親とともに、地域とともに育ち合い、一人ひとりが安心と幸せを実 感し、結婚・妊娠・出産・子育てに希望と喜びを持てるふるさと青森県をめざします 子どもと親と地域が共に育ち、支え合う社会には、子どもの主体性を認め、権利や利 益を尊重し、成長・発達の可能性が最大限発揮されるよう、一人ひとりのニーズに応じ て、必要な支援を活用できることが大切です。お互いの人格を尊重しつつ、親も子育て を通して親として成長し、地域もまた結婚・妊娠・出産・子育てに関心を持ち、地域の つながりを育てていくことができる、ふるさと青森県をつくり上げていくことが必要で す。 1 (2)施策の基本方針 ① 結婚の望みをかなえるために -社会全体で結婚したい男女を応援します- 結婚したい男女の希望をかなえるため、社会全体で結婚を支援する施策に取り組みます。 ② 安心して子どもを産むために -妊娠・出産を支援します- 妊娠、出産に至る保健・医療・福祉施策に取り組みます。 ③ 安心して子どもを育てるために -社会全体で子育てを支援する施策に取り組みます- 家庭や地域での子育てを支援する施策に取り組みます。 ④ 特に支援が必要な子どもが健やかに育つように -様々な環境にある子どもや家庭を支援します- 児童虐待を社会全体で予防するとともに、障害のある子ども、社会的養護を必要とする 子どもやひとり親家庭など様々な環境にある子どもの自立に向けて総合的に支援します。 ⑤ 健やかに心豊かに育つように -豊かな心、命を大切にする心を育む支援と健全育成を推進します- 子どもの教育と、子どもの豊かな心、命を大切にする心を育み、次代の親の育成を支援 する施策に取り組みます。 ⑥ 安全・安心な子育てをするために -子どもが安全に生活できる環境づくりを支援します- 子どもを犯罪や交通事故、その他の不慮の事故などから守り、安全に生活できる地域環境 づくりについての施策に取り組みます。 2
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