第6章 計画の実現に向けて (PDF:416KB)

6.計画の実現に向けて
6-1 計画推進に向けた取組み
市では、道路の整備や改良などを実施する際は、原則として自転車走行環境に配慮した整備を
行うこととします。新たな道路の整備だけでなく、歩道の整備、舗装の改良など、部分的な整備
を行う場合であっても、以下の取組み方針に従って自転車が走行しやすい空間の確保に努めるこ
ととします。
種
別
ネットワーク路線
ネットワーク路線外
都市計画道路
(街路整備)
街路整備にあわせ、原則、自転車レ
ーンなどの理想的な整備形態による
整備を実施する。
原則、都市計画幅員の中で幅員構成
を検討する。
(都市計画変更は原則行わない。)
街路整備にあわせ、原則、車道部に
自転車が走行しやすい空間を確保す
る。(幅広の路肩)
できるだけ、舗装面で 1m以上の路
肩を確保するよう配慮する。
道路整備にあわせ、原則、自転車レ
ーンなどの理想的な整備形態による
整備を実施する。
道路幅員が確定していない場合は、
自転車走行空間の幅員も考慮した上
で必要幅を決定する。
(用地買収済み区間がある場合など、幅
員に制約がある場合は、部分的に当面の
整備形態を選択することも可能。)
可能な限り自転車レーンなどの理想
的な整備形態による整備に努める。
歩道の新設や街渠の布設替えを行う
場合は、短区間であっても舗装面で
1m以上の路肩を確保するよう努め
る。
舗装改良や、区画線の引き直しなど
を行う場合は、局所的な場合を除
き、できるだけ幅広の路肩を確保す
るよう努める。
地上機器などの設置により相当期
間、歩道幅員の変更ができなくなる
ため、極力、自転車レーンなどの理
想的な整備形態による整備に努め
る。
必要に応じ、計画の前倒しについて
検討する。
道路整備にあわせ、原則、車道部に
自転車が走行しやすい空間を確保す
る。
(幅広の路肩)
できるだけ、舗装面で 1m以上の路
肩を確保するよう配慮する。
新
設
一般の道路
(道路新設、
新設改良等)
改 その他の整備
(歩道整備、
良 舗装改良等)
無電柱化事業
の注意事項
そ
の
他
地元要望等
への対応
歩道の新設や街渠の布設替えを行う
場合は、局所的な場合を除き、舗装
面で 1m以上の路肩を確保するよう
検討する。
舗装改良や、区画線の引き直しなど
を行う場合は、局所的な場合を除
き、できるだけ幅広の路肩を確保す
るよう検討する。
地上機器などの設置により相当期
間、歩道幅員の変更ができなくなる
ため、極力、舗装面で 1m以上の路
肩を確保するよう努める。
必要があると認められる場合は、車
道混在の整備形態により対応するこ
とを検討する。
ただし、特に必要があると認められ
る場合は、自転車レーンの設置につ
いても検討する。
※歩行空間整備マニュアル(平成 25 年 4 月)を参照のこと。
-41-
6-2 計画の推進体制
本計画は、市民、警察、行政(国・県)などで連携して推進し、計画の進捗状況の点検、評価、
見直しなどを行い、計画の着実な推進を図ります。
市民
市
警察
国・県
図 計画の推進体制のイメージ
6-3 計画の進捗管理
整備計画に対応する各種施策・事業については、PDCA サイクルで進捗管理を行い、実効力の
ある計画としていきます。
本計画は、平成 26 年度~35 年度の 10 カ年を計画期間としつつ、自転車走行環境の向上に
努めます。
①自転車走行環境向上
②計画に対応する事業・
計画の策定
施策の実施
④評価で明らかとなった
③実施した事業・施策の
各課題への対応
評価・見直し
図
PDCA サイクルによる進捗管理のイメージ
-42-
ちばチャリ・すいすいプラン
~自転車の街・千葉市を目指して~
発 行
平成25年8月
編 集
千葉市建設局土木部自転車対策課
〒260-8722 千葉市中央区千葉港1-1
ちばチャリマーク
本計画は、市ホームページにも掲載しています。
http://www.city.chiba.jp/kensetsu/doboku/bicycle/soukoukankyouseibi.html