(案)に対するパブリックコメント(PDFファイル)

北上市情報基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果について
北 上 市 情 報 基 本 計 画 ( 案 ) に 対 す る パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト を 行 っ た 結 果 、 貴 重 な ご意
見 を い た だ き ま し た 。 皆 様 か ら い た だ き ま し た ご 意 見 を 整 理 し 、 こ れ ら の ご 意 見 に対
する「市の考え方」を取りまとめましたので公表します。
1
募集期間
平 成 26年 11月 25日 か ら 平 成 26年 12月 19日 ま で
2
募集方法
持参、郵送、FAX、電子メール
3
応募者数
2名
4
意見の概要及び市の考え方
№
1
2
ご意見の内容(要約)
市の考え方
コミュニティFMの整備について
○コミュニティ放送は災害時だけでな
○コミュニティFMの有効性について
く、平時の情報(徘徊者などの行方
は、ご意見のとおりと考えます。今
不明者情報や道路情報など)も広く
後、本計画に基づく防災情報伝達手
発信できる利点があります。パソコ
段の実施計画策定の際には、他の手
ンやスマートフォンで視聴できるシ
段と総合的に比較検討していきま
ステムもあり、ラジオ自体がテレビ
す。
に比べてSNSとなじみやすいツー
第3章「北上市の現状と課題」の第
ルであることもあり、
「情報化をめぐ
2節「市民サービスの現状と課題」
る現状」によりよく対応できるので
( p 11)、第 4 節「 情報 通 信 基 盤 整 備
はないかと考えます。
の取組」
( p 15)に 内 容 を 追 記 し ま す 。
計画名について
○従来からの、また一般に使用されて
○本計画はICT利活用による「情報
い る「 情 報 化 計 画 」でな く 、
「情報基
化」のみでなく、市が受発信する情
本計画」とした理由は何か。
報全般の在り方についての計画であ
ることから「情報基本計画」としま
した。
情報発信手段について
○市民に近い情報発信手段と言えば、
○電話、新聞、放送なども情報発信手
広報紙、電子メール、電話、ホーム
段 で あ り ま す の で 、 p 11「 市 民 サ ー
ページ、新聞、放送、ケーブルテレ
ビスの課題」に内容を追加します。
ビの順になると考える。ところがこ
の計画では、広報紙は現状認識で触
れられているのみで、対策には挙が
( p 9~ p 11)
らず、電話、新聞、放送は言及すら
なく、対策としては、もっぱらイン
タ ー ネ ッ ト と CATV に 集 約 さ れ て い
る。
本計画の作成・推進の責任者
○情報通信環境とその具体的な活用状
○第5章「情報施策の展開」で示す情
態をさらに改善するうえで、情報化
報施策の具体的取り組み例に関係者
に関して、計画作成者たる市が出来
(市民、事業者、北上市)の担う役
る範囲と他に依存するほかない範囲
割 を 追 記 し ま す 。( p 16~ p 18)
の区別が、曖昧にされているのでは
ないか。
○この計画は、市内部で市民参画等無
○本計画は、庁内の他、各種市内団体
しで作成したようであるが、であれ
及び外部評価委員会で意見を徴収し
ば今回、今さらパブコメに掛けるの
策定しております。
はなぜか。
パブリックコメントについては情報
施策についての基本的な計画である
ことから実施しました。
○総合計画とのすり合わせは、いつ、
○本計画は、市の最上位計画である北
どこで、誰と行ったのかも明らかに
上市総合計画の政策の基本目標を達
すべき。
成 す る た め 策 定 し て お り ま す 。 (p2)
○この計画の「施策の推進体制」にあ
○今後、情報基本計画に基づき、それ
るように、今後設置する「情報施策
ぞれ個別の実施計画を策定していく
推進委員会(仮称)は各部局の部課
こととなりますが、その過程におい
長級職員で構成し、必要に応じて市
て市民、各種市内団体、通信事業者
民、外部の各種団体、通信事業者な
などから意見や提言を受けることと
どから意見徴収や提言を受け、実施
し て お り ま す 。( p 18)
計画の策定や結果評価を行います」
と、職員以外は外部に置く考えであ
るのは、基本的に「庁内」計画の時
代の根が断ち切れていないか、ある
いは漫然と前例踏襲を続けているた
めではないかと懸念する。
将来施策の考え方
○安全安心を標語に、現状の難視聴地
○今後、個別の実施計画を策定するに
区解消なども問題にしているが、こ
あたり情報施策を選択する際には、
れは「あじさい都市」を掲げる市と
上位計画である総合計画及び他の計
しては、何年後かに近接居住が進み
画等による施策の効果及び整合性を
一定程度は緩和されるはずの問題で
考慮しながら検討していきます。
あり、また、現在進んでいる農山村
部の人口減少や今は放置されている
農地転用の進行の抑制など、市の各
部署が挙げた施策が連動して進むな
らば、過度に本計画だけで解決すべ
き課題にはしないというのが当然で
はないか。各種施策効果も織り込ん
で残る将来の情報化課題こそ計画対
象にして欲しい。
産業化とその支援
○情報化は地域の全面に渡って効果を
○産業振興に繋がる情報発信及び環境
発揮すると言いながら、産業化に導
整備については、個別の実施計画で
く言及がひどく弱い。
検 討 し て い き ま す 。( p 12)
○ リ ニ ュ ー ア ル さ れ た 現 在 の 市 HPの 出
○今後の参考とさせていただきます。
来栄えについて、市内外の評価を聞
くべきである。比較的分かりやすい
他 市 町 に 比 べ 、劣 っ て い る の は 確 か 。
特に、市外からの観光アクセスは貧
困の一語に尽きる。
○「 情 報 計 画 」で は なく「 情 報 化 計 画 」 ○ 今 後 の 参 考 と さ せ て い た だ き ま す 。
等をメインとするのであれば、情報
産業育成や情報技術者育成にもっと
ページを割いてもらいたい。
商工セクションの産業情報ばかりで
なく、総務省が主導しているような
コンテンツ・サービス業の誘致・育
成といった良い意味の庁内「縦割り
競争」を盛り込んでもらいたい。