4.計画の推進体制と進行管理 4.1 計画の推進体制 本計画は、国、北海道、道内市町村の行政機関や、自動車メーカー、販売店、水素関係事 業者等と連携を図りながら推進します。 具体的には、 「北海道水素地域づくりプラットフォーム」や「北海道水素イノベーション 推進会議」などの国や北海道が開催する会議への参加等により、情報交換を行うとともに、 企業等と協力しながら、市民、市内事業者への情報提供を実施することとします。 また、本計画は、燃料電池自動車に特化して普及促進を図るものですが、燃料となる水素 エネルギーの利活用は多岐にわたるものです。 そのため、本市のまちづくり担当部局等とも連携し、水素エネルギーの導入、普及に向け た検討をともに進めます。 4.2 進行管理 本計画は、 「札幌市温暖化対策推進計画」における運輸部門のリーディングプロジェク トのひとつとして、燃料電池自動車の普及に向けた取組の方向性を示したものです。 したがって、本計画の進行管理は、「札幌市温暖化対策推進計画」の進捗状況の分析、 評価を報告し、意見・提案を受けている札幌市環境審議会等の中で行うこととします。 また、「札幌市温暖化対策推進計画」の見直しを行う際には、本計画についても、水素 社会の形成に関する国のエネルギー政策の動向や社会経済情勢も踏まえながら、水素ステ ーションの整備、FCV の普及状況に応じて、見直しの必要性を検討することとします。 36
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