第 1 章 総論

第1章
第1節
総論
計画の目的
近年、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会を見直し、物質循環を確保して、
天然資源の保全や環境負荷を低減する「循環型社会」の実現が求められている。
国においても、平成 25 年度に第三次循環型社会形成推進基本計画が閣議決定し、
更なる資源循環に向けた3R(リデュース[発生抑制]・リユース[再使用]・リサ
イクル[再生利用])を推進している。
こうした状況の中、半田市(以下、
「本市」という。)においても、紙製容器包
装の分別収集、小型家電の回収など、様々な取組みを実施し、ごみの減量、資源
化を推進してきた。
本計画は、環境への負荷の少ない循環型社会の実現を目指し、本市における
ごみの発生抑制、再生利用、適正処理及び生活排水処理の推進を目指し、基本
的な方針を長期的かつ総合的視野に立って定めることを目的として策定する。
本市ごみ減量キャラクター
わけるくん
第2節
計画の性格(位置づけ)
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、
「廃棄物処理法」という。)第6条
第1項の規定により、市町村は、当該市町村の区域内の一般廃棄物の処理に関
する計画(以下、
「一般廃棄物処理計画」という。)を定めなければならないとさ
れている。一般廃棄物処理計画は、一般廃棄物処理基本計画と一般廃棄物処理
実施計画から構成されており、本計画は、このうち、一般廃棄物処理基本計画
に該当する。
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計画の位置づけを図 1-1 に示す。
図 1-1
第3節
計画の位置づけ
計画の期間
計画の期間は、平成 29 年度を初年度とし、平成 38 年度を目標年度とする 10
年計画とする。平成 32 年度を中間年度とし、計画の進捗状況をみる。
なお、概ね5年を目途に改訂し、更に計画の前提となる諸条件に大きな変動
があった場合には、見直しを行うものとする。
第4節
計画の範囲
計画の範囲は、本市で発生する一般廃棄物(ごみ及び生活排水)とする。
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