第5次千代田区男女平等推進行動計画(素案) -概要計画の目的と位置づけ 計画期間 本計画は、男女共同参画社会基本法に基づく計画であるとともに、配偶者 暴力防止法に基づく「千代田区配偶者暴力対策基本計画」及び女性活躍推 進法に基づく「千代田区女性活躍推進計画」として位置づけられるものです。 本計画は、平成 29 年度から平成 33 年度までの5年間を計画期間とします。 計画の施策体系に沿って指標を設定し、平成 33 年度における達成目標を定め、 それに照らして計画の評価を行います。 男女ともに個性が尊重されて多様な生き方を実現でき、あらゆる分野に男 女が平等に参画できる社会をめざします。 さらに、千代田区の地域特性、さらにはDV・デートDVへの対応、性的マイノ リティへの配慮といった社会情勢にも対応する計画として策定していきます。 計画体系 国の施策(根拠法と上位計画) 【基本理念】 配偶者暴力防止法 配偶者からの暴力の防止 及び被害者の保護等のた めの施策に関する基本的 な方針 ちよだみらい プロジェクト 男女共同参画社会 基本法 男女共同参画基本計画 【基本的な考え方】 女性活躍推進法 1 女性活躍加速のための重 点方針 千代田区男女平等推進行動計画 第4次計画からの主な改正点 ●3つの基本理念から、基本的な考え方を整理し、それに繋がる目標及び 施策の方向をわかりやすく整理しました。(右記計画体系を参照) ●女性活躍推進法に基づく市町村行動計画を「千代田区女性活躍推進計 画」として新たに位置付けます。 ●性的マイノリティの配慮に関する施策を推進するため、施策の方向に「性 的マイノリティの理解促進と支援」を追加します。 ●働いていない男女の社会参画を推進するため、施策の方向に「子育て・ 介護をしている人や退職した人の社会参画の支援」を追加します。 ●計画の実行性を高めるため、各項目に数値目標を設定しました。 【目標】 そ の 選 択 が 認 め ら れ て 参 画 で き る 社 会 の 実 現 性 別 に よ る 不 平 等 が な く 、 だ れ も が 自 分 で 生 き 方 を 選 ぶ こ と が で き 、 性別や性的指向、 性自認にかかわ らず、だれもが尊 重される社会を めざす 人権を尊重し、健康 的な生活を支援す る 【施策の方向】 (1)人権尊重・男女平等に対する意識啓発 (2)多様な機会・場における人権・男女平等教育・研修の推進 (3)男女の性や健康に関する理解促進と支援 (4)性的マイノリティへの理解促進と支援 2 2配偶者・児童等への 暴力や性的いやがら せ行為・性暴力を根 絶する 千代田区配偶者暴力対策基本計画 (1)DV・デートDVへの対策の推進 (2)児童・高齢者・障害者に対する虐待への対策の推進 (3)性的いやがらせ行為・性暴力等への対策の推進 千代田区女性活躍推進計画 多様なライフスタ イルが実現できる 社会をめざす 3 2ワーク・ライフ・バ ランスの実現と女性 の活躍を支援する (1)働きたい・働き続けたい女性に対するキャリア形成の支援 (2)男性の働き方に対する意識改革に向けた啓発 (3)家事、育児、介護等と仕事の両立に向けた支援 (4)働きやすい職場づくりに向けた情報提供・啓発 (5)区内中小企業の意向をとらえた支援 4 互いに認め合い、 だれもが参画で きる社会をめざ す 地域社会における男 女共同参画をすすめ る 5 行動計画の推進体制 を充実する (1)意志決定過程への女性の参画の推進 (2)子育て・介護をしている人や退職した人の社会参画の支援 (3)多様性に配慮した防災・まちづくりの推進 (1)男女共同参画センターMIWの充実 (2)区役所内推進体制の充実 (3)区民との協働による推進体制の充実
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