第6章 計画の推進

第6章
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計画の推進
計画の推進体制
本計画の基本理念である『地域の「わ」で 親子がいきいきと暮らすことができるまち
~ 子どもの笑顔で つなぐ守山 ~』を実現するため、地域社会全体で子育ち・親育ち・子
育て支援に取り組んでいきます。
市行政・関係機関
市民・関係団体・
NPO・ボランティア
◆子どもの見守り(犯罪・交通事故・
虐待等)
◆交流・体験の機会の提供
◆身近な話相手
◆園や学校の運営に協力
家
庭
◆施策・事業の確実な実行
◆就学前教育・保育ニーズの把握
◆専門的で効果的な相談対応の充実
◆関係各課の連携・調整
◆地域の子育て支援ネットワークの
強化と活動支援
◆地域とのつながりを作る
◆悩みを抱え込まない
◆家事等家族皆でする
◆広報を読んでみる
◆体験活動に参加する
企業・事業所
保育園・幼稚園
認定こども園・学校
◆仕事と生活の調和のとれた働きや
すい職場づくり、ゆとりある家庭
生活のための体制整備
◆事業所内保育など保行事業の実施
◆障害のある若者など雇用の促進
◆企業ボランティア
◆教育・保育の内容の充実
◆障害児保育・教育の充実
◆地域に開かれた園・学校運営
◆虐待・いじめなどへの迅速な対応
(1) 推進体制の整備
本計画の推進にあたっては、さまざまな分野にわたる多角的・総合的取組が求めら
れます。このため、県はもとより近隣市町の関係部局や庁内関係各課との連携を図る
中、施策の推進を図っていきます。
あわせて、
「先ず隗より始めよ」の故事にあるとおり、すべての市職員が担当する職
務にまい進できるよう、また仕事と家庭・地域生活の調和のとれた健康的な生活が送
れるよう、安全で衛生的な職場環境づくりを進めます。
(2) 市民との協働
社会全体で本市の「未来」である子どもを守り、育むためには、図にもあるとおり
市民、市民活動団体、学校園、企業・事業所、行政・関係機関など地域社会全体が、
それぞれ主体的に取組を進めることが重要であることから、計画の基本理念を具現化
するため、本計画の内容等について広報・啓発を推進します。
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計画の進行管理
本計画(Plan)を総合的・効果的に推進するため、毎年、関係課による計画の実施(Do)
状況の把握・点検(Check)を行うとともに、「守山市子ども・子育て会議」での報告・
審議を行います。
庁内における評価に加え、子ども・子育て会議における審議を外部評価として集約し、
計画の進捗状況の確認や課題の整理、対策の検討等を行います。
また、子どもの人口、出生の動向については流動的な要因も多くあり、国全体の社会情
勢の変化も相まって、
子育て支援に関するニーズも今後変化していくことが予想されます。
このことから、国の施策の状況を注視する中、事業の進捗状況等を踏まえつつ、おおむね
計画期間の中間年度を目途に、事業見込量等の精査を行い、確保方策等にかかる計画見直
し・改善(Action)を行うこととします。
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