受賞作品 [PDFファイル/93KB]

岡山県知事賞
「土砂災害から身を守る」
(作文
小学生の部)
あまき
倉敷市立天城小学校6年
のさか
野坂
まさひろ
将弘
毎日、新聞やテレビのニュースで広島市の土砂災害について報道されている。
土砂で家や道路などが埋まり、形がなくなっていることや、死者や行方不明者が
90人近くいる。
広島県は歴史的に見ても土砂災害の多い地域。この地域では風化が進んだく
ずれやすい花崗岩によって形成された「まさ土」と呼ばれる地質が原因で、この
「まさ土」は水をふくむともろくなり、くずれやすくなるからです。そのため集
中ごう雨による土砂災害がおこりやすく、夜中におこったためひ難することが
できなくて多くの人が亡くなりました。
2013年の土砂災害発生が941件、2014年7月までで497件と、毎
年たくさんの土砂災害がおきています。災害から自分の身を守るために、どのよ
うにすればいいのかを考えてみた。
一つ目は、ニュースや天気予報に注意して見ることが大切。
二つ目は、土砂災害など危険な場所を知っておくこと。ふだんから準備してお
くことが大切である。
自分も台風のえいきょうで、家の近くの道路がかん水したことがありました。
そのときは家の中に川の水が入りそうになると思ってどきどきしました。その
夜は、家族全員でホテルに泊まりました。こういう風に、早めにひ難することも
大切だと思った。
自分の住んでいる地域の土砂災害けいかい区域について調べてみると、藤戸
町藤戸が災害指定区域になっていました。住んでいる場所の近くなので、自分に
も土砂災害がおきるかもしれないと思い、びっくりしました。
ふだんから気をつけて、自分の身を守らないといけないと思いました。
まず土砂災害が、いつおこるかもしれないと思い、準備をした方がよいと思い
ました。
今、自分にできることは、学校での防災訓練などをまじめにすることです。ど
こにひ難したらいいのかを知ることや、訓練をすることで、本当におこったとき
におちついてできるようにすることです。
そして、家族みんなで防災について、話し合いをすることです。学校でも、友
達と話し合ったりしようと思いました。
自然災害による、ひ害を最小限にすることが一番大切だと思いました。