平成２７年度修学旅行出発式校長挨拶尾道市立三成小学校校長武田義治皆さん , おはようございます。ついに待ちに待っていた修学旅行がやってきました。（天気は心配ですが，私がなんとかしますので，ご安心ください）まずは，６年生４５人が全員そろって，元気に出発できることを喜びたいと思います。さて，皆さんにはすでに話しましたが，楽しかった，行ってよかった，有意義だったと思える修学旅行にするために，改めて三つのことを話しておきます。一つ目は，誰もが少しずつがまんすることです。新幹線の中では大きな声でしゃべられません。夜遅くまで起きていることは許されません。お風呂の時間も決まっています。テレビも見られません。家にいるときと同じようにふるまいはできません。行くところすべて公共の場所です。学校と同じです。車で出かける家族旅行とは違うことを改めていっておきます。二つ目は，人の話をしっかり聴くことです。班で集合して先生の指示や説明を聞くとき，旅館に着いて旅館の人のお話を聞く時，バスの中でバスガイドさんの説明を聞く時などです。静かにじっくり聴くことは必要です。ただ，初めてのものにびっくりしたり，ガイドさんのお話に感心したりすることがあります。そこはしっかり心を動かせて反応してください。また，質問されたらしっかり答えてください。三つ目は，プラス言葉をたくさん使うことです。「はいっ」「わかりました」「ありがとうございます」「ごめんなさい」などですね。このプラス言葉が多いと，みんなと気持ちよく楽しく旅行ができます。「えー」「いやだ」「だってー」「最悪」など，マイナス言葉を使う人は相手にしません。先生の指導を素直に聞かない人なんて以ての外です。修学旅行は６年生になったから行くのではありません。三成小学校の代表として６年生が行きます。尾道市の小学校の一つとして行くと考えてください。一人の発言，態度や行動によって三成小学校が評価されます。そこをしっかり自覚してほしいと思います。例えば，呼び捨てをはじめ，乱暴な言葉遣いをしていたら，まわりの観光客はどのように思われるでしょうか。一人一人の心遣い・心配りによって最高の思い出となる修学旅行になることを期待しています。最後になりましたが，今朝は早くから，皆さんの見送りにお家の方がたくさん来られています。本当にありがとうございます。今日から一ヶ月，あるいは一年間子どもさんと会えないわけではありません。明日夕方には無事全員帰って来ます。それでは，三成小学校児童４５名，引率者６名修学旅行に行ってまいります。