おっぱい卒業ストーリー ―断乳実践編― イントロ Mini

おっぱい卒業ストーリー ―断乳実践編―
イントロ
Mini-Me と娘のおっぱい卒業ストーリー ―断乳きっかけ編― に続き、実践編をおとどけします!
本文
おっぱい卒業ストーリー ―断乳きっかけ編― を読み逃した方はこちらを↓
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■断乳開始
11 月下旬の週末、夫が3連休で子守につきあえるタイミングにスタートと決め、1週間位前から言
い聞かせを開始しました。あまりしつこく言うと、察しのよい娘は逆に執着心をあおると予想したた
め、授乳時に1度だけ「いーっぱい飲んで〇日におしまいにしようね~」と言ってカレンダーを見せ
る程度のあっさりした言い聞かせでした。
いよいよその日がきました。当日まで往生際の悪かった私は、その日に会った二人のママ友に背中を
押してもらう形で心を決めました。
ひとつ、娘にかわいそうな思いをさせてしまったといえることがあります。それは「最後の授乳」を
きちんと経ずに断乳を決行してしまったことです。当日の朝、めずらしく目覚めの一服を欲しがらず
に寝室を出ていき夫と遊び始めた娘は、その後もなぜか終日欲しがらずに過ごし、夜を迎えたのです。
スタートを1日ずらして翌日最後の授乳を行うべきだったのかもしれなかったのですが、限られた夫
の協力期間を優先した私は、予定を変更せずに断乳決行に踏み切ったのです。後に助産師さんに話を
したところ、「最後の授乳」は、こどもが「これでおわりだ」と納得するためにとても大切な儀式な
んだそうです。
■1日目、案の定の大泣きナイト
初日の夜、抱っこ紐にて寝かしつけに挑戦(これまでおっぱいなしで夜寝てくれた経験なし)。最初
の断乳トライ以来の大泣きで耳が壊れるかと思いました。泣き叫び続けるため次第に喉は枯れ果て、
ひどくハスキーな声になりました。夜中3時すぎ、ついに疲れて就寝、抱っこのままソファーで2時
間ほどの睡眠で朝を迎えました。
翌日は私が仕事だったため、夫が終日、寝不足でご機嫌ななめの娘と過ごしました。断乳前日の夜中
からすでに 24 時間以上授乳していなかった私のおっぱいは、史上最大のサイズを更新!ガッチガッ
チの岩のように固まりました。余談ですが、断乳の後、しぼみきった私の胸はもはや「おっぱい」と
は呼んではいけないような代物になってしまいました。まるでそこに「お役目終了!」と書いてある
ようです。
■変化あり、の2日目
2日目の夜、ひたすら抱っこ紐でユラユラ、背中ポンポン
。ダウンジャケットとタートルネックを
着込んでの寝かしつけでした。岩のようなおっぱいがものすごく痛かったです。
前日同様に大泣きされながらも、2日目にはこんな変化がありました。
初日、首まで締め上げられたジャケットのファスナーを下げて何度もおっぱいを出そうとしたのです
が、2日目は、ファスナーに手をかける所まではするものの、下げようとはせずにそこでストップす
るのです!「そうだ、ダメなんだった…」と言っているかのようにまた泣き始めるような姿が、いじ
らしくていたたまれない気持ちになりました。
できるだけネガティヴに考えずにいようとしたのですが、「かわいそう」という感情が、初日の何倍
も大きくなり、何度も「ごめんね」と言いたくなってしまいました。しかし「おっぱいの卒業は、悪
い事じゃない!」そう自分に言い聞かせ、
「ごめんね」の代わりに、
「大好きよ~、泣いてもいいよ〜、
そうだよね~、でも大好きだから、大丈夫だから~もぅ、おかあさん○○ちゃんが大好きなんだから
ねっ」と、意味不明な、私なりの精一杯の愛情表現をし続けました。その日は、初日より1時間ほど
長く寝てくれました。
■そうはうまくいかない、3日目
ところが3日目の夜、何をしても大泣き、声が枯れ果ててもガーガーと泣き続け、朝まで睡眠ゼロに
なってしまいました。さらに、この数日で吠えるような泣き方を覚えてしまった?!?と思うほど、
昼間もよく泣くようになりました。今考えれば、以前はそんな風に泣かせる前におっぱいが登場して
いたのです。
私の疲れもピークに達していました。娘がごきげんな時は、できるだけ夫に子守をしてもらって私は
仮眠を取り体力温存、娘が夜寝るように外で運動させるように努めました。また、翌日からは夫は仕
事のため、私の英気養うために美味しいものを食べたりしました。(注意※断乳中はおっぱいのトラ
ブル回避のため粗食にすべき、と言われています)
■断乳の先に待っていたものは
よく「3日頑張れば楽になる」「夜通し寝てくれるようになる」と言われていますが、うちは、寝て
くれたり寝てくれなかったりを繰り返し、10 日間くらいでやっと落ちつきを取り戻し、夜も泣かず
に寝つくようになりました。食も体系も細かった娘ですが、おっぱいの卒業を機に突然食欲が出て、
体重も増え、スマート体系からすっかりガッチリ体系になりました。
作った食事をなんでも食べてくれるのはうれしいものです。また私も、久しぶりのお酒の席を楽しめ
るようになりました♪
親が寂しくなるくらいあっさり卒業する子、何度も失敗してやっと卒業する子、卒乳は十人十色です
が、Mini-Me のおっぱい卒業ストーリーが、これから断乳を目指すママたちの参考になればいいなと
思います。がんばれー!