最高の八中運動会!2学期の素晴らしいスタート!

八街市立八街中学校
☆中学生の主張
第7号
平成27年10月1日
生徒数 631名
学級数 25
9月27日(日)に千葉市文化センターで行われた,平
成27年度「私の思い」~中学生の主張~千葉県大会に2
年生の渡邉莉央さんが参加しました。約400人の前で,
「失
ってから気づく大切なもの」を堂々と発表しました。
※「 私 の 思 い ~ 中 学 生 の 主 張 ~ 千 葉 県 大 会 」 と は ,
昭 和 5 4年 ( 197 9年 ) 国 際 児 童 年 を 契 機 に 中 学 生 が 社
会 の 一 員 と して の 役 割 と 責 任 を 自 覚 し , 同 世 代 の 社
会 意 識 の 高 揚 を図 る こ と を 目 的 に 全 国 で 開 催 さ れ ,
今 年 で 3 7 回 目 を迎 え ま し た 。 今 年 度 , 千 葉 県 で は ,
4 7 校 よ り 1 , 8 2 4 点 の 応 募 が あ り , 1 次 ・2 次 審 査
で 選 ば れ た 13人 の 中 学生 が 発 表 し ま し た 。
最 優 秀 1名 は , 全 国 大 会に 推 薦 さ れ ま す 。
最高の八中運動会!2学期の素晴らしいスタート!
校長
廣
瀬
正
臣
9月12日(土)に行われた秋季大運動会,熱い戦いの舞台に相応しい最高の運動会日和で
した。多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り,温かいご声援をたくさんいただきました。PTA
役員の皆さんや参観していただいた保護者・地域の方々に心から感謝申し上げます。運動会ス
ローガン「勝利の舞台に立つために,いざ燃え上がれ七つの炎」のもと,生徒たちはたくさん
の声援を受けながら熱の入った競技を披露してくれました。何事においても一生懸命になって
取り組む姿には感動します。胸を張り笑顔でゴールする姿。歯を食いしばり必死に走る姿。
クラスが一丸となって跳んだ長縄跳び。呼吸をあわせて心を一つにしたムカデ競争。各競技中
熱心に取り組む7色の応援する姿に感動しました。仲間を信じて声を掛け全力を出して競技す
る生徒たち。励まし合い,全身で歓喜を表現する生徒たち。中学生の時期は,たくさんの感動
を味わうことで豊かな心が育ちます。仲間の頑張っている姿に大声で声援している仲間たち,
いい表情,いい気配り,絆が深まる光景が随所に見られました。学校は集団だからこそ学ぶこ
とができるところがたくさんあります。グランドを使用しての練習も予行練習1回だけでした
が,たくさんの感動ありがとう!69年目の運動会が終了しました。
※美術部が作成した巨大なスローガン(2年5組作)と各学級旗
☆☆赤組・・・総合優勝
☆橙組・・・応援賞
※橙組の応援
☆緑組・・・行進賞
☆敬老会に参加しました
9月20日(日)に東地区,27日(日)に北地区で行われた敬
老会に本校生徒が参加しました。東地区は東小学校体育館の耐震工
事に伴い,本校を会場に行われました。吹奏楽部員が受付の補助と
ともに,毎日練習を重ねた懐か
しのメロディを演奏し,会場か
ら大 きな 拍手を いた だきまし
た。また,北地区では,剣道部
員が参加し,元気な挨拶,爽や
かな受付を行い,敬老会に参加
された方々の笑顔を引き出して
いました。更に今年度は,振り袖,羽織袴で参加した2年生有志
8名が「荒城の月」「さくら」の二曲を琴で華やかに演奏,さらにゲ
ームの進行役もつとめ,会を大いに盛り上げていました。
失ってから気づく大切なもの
八街中学校
二年
渡邉
莉央
今日一日何事もなく,平凡に終わるのだろう。そう思っていました。…思っていたかった。しかし,
そんな私の思いを,あの日の夜は簡単に裏切りました。
あの日の夜,私がお風呂から上がると,いつもとは違う雰囲気だということを悟りました。はっきり
とは分からない。けれども何かがおかしい。十四年間ここで共に過ごしてきたからこそ,それだけはす
ぐに分かりました。その瞬間,リビングから,今まで聞いたことの無いような母の焦ったような悲鳴が
聞こえてきました。リビングへ行くと,そこには父を取り押さえている母と,動揺している妹がいまし
た。母から話を聞くと,父はサッカーの試合を見ていたら,突然奇妙な行動を取り,立ち上がれず,喋
ってもろれつが回らなかったそうです。私は今まで感じたことのない,恐怖と焦りにおそわれました。
しかし,父は依然として暴れたまま,母と私は父をただただ取り押さえるので必死でした。救急隊が来
るまでの時間は私にとって,とても長く感じられました。救急隊が来ても父は救急車に乗ることに抵抗
し続けましたが,ベルトで固定されたまま救急車に無理矢理乗せられました。そして夜の九時過ぎ,赤
いサイレンは真っ暗な闇の中へ消えていきました。母も一緒について行ってしまったため,私は妹と二
人,家に取り残されました。私がしっかりしなくてはいけないのに,しばらく私はその場に呆然と立ち
尽くしていました。そして,母が帰ってきた夜の十二時過ぎまで,ずっと起きていました。疲れ切った
母の口から出た最初の言葉。
「ごめんね…パパね…?脳出血だって。」
どう言葉を返して良いか,分かりませんでした。「脳出血って何?」「死んじゃうの?」「これからどうな
るの?」聞きたいことは山ほどあるのに…
「だから…これからは贅沢はできない。日曜日パパが予約してくれた美容院もキャンセルするね…。」
そして妹にも,
「ごめんね…ディズニーランド,もっと早く行っとけば良かったね。」
母は申し訳なさそうにいいました。
「大丈夫,生きているだけで良いと思わないと。」と言い,布団をかぶりました。そして,声を殺して,
ずっと泣いていました。
『人は,失ってから,初めてその大切さに気づく』そんな言葉があります。当たり前だと思っていた。
こんなに大切だと思っていたのに。失う前に気付きたかった。そう,心の底から思いました。
それから一週間後,お見舞いに行くと父は何か言いたそうにしました。しかし,ろれつが回らず,伝
えたいことが全く分かりませんでした。しかし,母には分かりました。
「び…よいん?びよいん…あっ…美容院?」父は「美容院」と言った瞬間,力強くうなづきました。そ
こで母が,
「…ごめんね。贅沢できないから,キャンセルしようと思って…。」
そう言うと父は激しく否定しました。私はもう,涙をこらえる事ができませんでした。ただただ嬉しく
て,ただただ申し訳なくて。色々な記憶が消えてしまった中でも,わたしたち家族のことを覚えていて
くれたことが,言葉では表せないほど嬉しかったです。
あれから父は,「高次機能障害」という障害をかかえながらも,今では仕事もできるまでに回復しまし
た。そして私はこのことをきっかけにある言葉を学びました。
『人は失ってから初めてその大切さに気づく』
この言葉を私は今回,身をもって知ることができました。自分自身の『大切なもの』がいつ無くなるか
分かりません。以前,外国へ行ったジャーナリストもある日突然射殺されたことがありました。また,
最近では電車で自殺した人に巻き込まれて亡くなった方もいます。そのように,『大切なもの』がすぐそ
ばにあること。忘れないで下さい。あなたが,『当たり前』と感じているものが,『かけがえのない大切
なもの』ということ。失う前に,気付いてください。そして,大切にしてください。
☆英語発表会に参加しました
9月15日(火)に行われた印旛郡市英語発表会に本校より英語部の真壁一史君・宇野実步さん・
市原海音さん・横川彩乃さん・細川沙楠さん が出場しました。八街中学校の代表として,夏休みから
練習を重ねた成果を十分に発揮し,堂々と発表することができました。
☆避難訓練を終えて
9月1日(火)始業式後,
○訓練を通して,「自分の命は自分で守る」心を育て,安全対策への関心を高める。
○生徒の避難行動及び各係の活動,非常の場合の行動様式を身につける。
ことをねらいとして,避難訓練を実施しました。当日は1学期同様,あいにくの
空模様だったため,避難場所は体育館となりました。防災頭巾で頭を保護し,
ハンカチ・タオルで口を押さえて真剣に行動できました。
訓練を終えて教頭から
(1) 自分の命は自分で守る。
(『物が倒れない』・『物が移動しない』
・『物が落ちてこない』場所に
避難する。
)
(2) 自宅や地域で活動している際に地震が起きたとき,中学生は地域の
大きな戦力となるように。
(3) 自宅から離れた場所(泊を伴う場合:3年生の修学旅行等)で地震や火災が起きたことを
想定して,どこに逃げればよいかを宿泊施設到着後に確認する必要がある。
の3つの話がありました。
いつ起こるかわからない,しかし,「必ず起こる」と言われている有事に備えて,常日頃から地震・防
災への意識を高めていきたいものです。各ご家庭でも以下の2点について話し合っておくことをお勧
めします。
○避難時の対策と準備
○避難後の家族などとの連絡手段
☆PTA奉仕作業
ありがとうございました
9月5日(土)8時30分~9時40分の間,除草作業を中心とした第2回PTA奉仕作業を行いま
した。
保護者と職員80名・生徒220名,計300名による作業となりました。PTA本部役員の方々に
は水分補給用ジャグ等を用意していただきました。
効率的に作業を行うことができ,校舎・グラウンド周辺の雑草や枝,落ち葉などがきれいに片付けら
れました。
参加していただきました保護者・地域の方,生徒のみなさん,ありがとうございました。
☆就学支援制度について
八街市教育委員会からです。
八街市では,保護者の経済的な理由によりお子さんの就学が困難な場合,給食費,学用品等の一
部を援助する制度を設けています。
認定基準は,世帯全員の収入状況が生活保護世帯基準の1.2倍程度です。
扶助を受けるためには申請が必要です。申請は随時受け付けております。収入状況等の審査を行
い,認定になった場合,申請のあった翌月から対象となります。
※詳しくは,八街市教育委員会
学校教育課(443-1446)へ
☆八中まつり(PTAバザー)のお知らせ
10月17日(土)12時から,八中まつりを行います。
収益金は,生徒の学校生活に還元しています。
皆様,是非ご来校頂き,ご協力をお願いいたします。
<10月の主な予定>
1 日(木)
3 日(土)
5 日(月)
7 日(水)
9 日(金)
11 日(日)
12 日(月)
13 日(火)
14 日(水)
15 日(木)
16 日(金)
17 日(土)
19 日(月)
22 日(火)
23 日(金)
24 日(土)
26 日(月)
29 日(木)
30 日(金)
最終下校17:15
( 14日以降17: 00)
生徒会役員選挙
PTA 拡大委員会
まつり実行委員会
帰りの会歌声延長開始
(~ 30 日)
印旛郡市中学校駅伝競走大会
通知表配布
被災地ボランティア(~ 10 日)
八街市民体育祭
体育の日
進路説明会
衣替え完全実施
3学年合唱コンクールリハーサル
代表委員会
2学年合唱コンクールリハーサル
3学年実力テスト
2学年委員長選挙
授業参観
八中まつり(PTAバザー)
振り替え休業(10 月 17 日分)
全校評議会
6校時学年委員会
1学年合唱コンクールリハーサル
小学校運動会
第3回全校集会(任命式)
全校評議会
代表委員会
合唱コンクール準備