4 ことばの理解を深める

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ことばの理解を深める
ご
【キーワード】
い
・語彙を増やす
・会話する
【想定される活動・授業と子どものつまずき】
話している内容がなかなか相手に通じなかったり、会話が一方的になったりする。
【考えられる理由】
・ものの名前を覚えるのが苦手である。
・言葉による表現が苦手である。
【必要な支援や配慮】
①
絵カード
絵カードや写真を用いて、ものの名前を覚えたり、会話をしやすくする。
例
(ア) 「くだもの屋」の絵カードを見せ、「何屋さん?」とたずねる。⇒「くだもの屋」と答える
ことができる。
(イ) 絵の中にあるいろいろな果物を指さしてたずねる。⇒果物の名前が答えられる。
(ウ)
お店の人の様子や仕事をたずねる。⇒売買の様子、品物の整理の様子等が言える。
(エ) 自分の生活(食事)とのかかわりを考えさせる。⇒料理などについて答える。
※できるだけ多くのカードを用意し、子どもに合わせ、(ア)∼(エ)の段階で質問する。(ウ)∼
(エ)の課題では、できるだけ楽しみながら自由に表現できるようにさせる。自分の好きなこ
とや経験などへと会話を広げるようにする。
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②
お話さいころ
さいころをふって出た話題についてお話をする。
③
質問ゲーム
質問を書いたカードをめくって、質問したり、答えたりする。
④
お話すごろく
ゴールへ
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