言語活動を充実し豊かな表現力を培う

ポスター
研究主題
16番
宇多津町立宇多津北小学校
言語活動を充実し豊かな表現力を培う
-「かく」ことを中核にして伝え合う力を育てる-
研究の具体
1 伝え合う力の育成
(1) 目的意識,相手意識をもたせる。(意欲や内容をもつ。)
(2) 方法や技術を獲得・向上させる。
(話し方,聞き方の質的向上を図る。)
<グループで考えを伝え合う>
(話し合いを活性化するための支援等を本時案に明記)
2 「かく」力の育成
(1) 「かく」過程を大切にする。(課題設定・取材→構成→記述→推敲→交流)
(2) マインドマップを言語活動充実のためのツールとして活用する。
(各教科等の年間計画に、活用法「広げる・深める・整理する」を明記)
(3) 話すこと・聞くこと・読むことと「かく」ことの関連を図った単元を工夫する。
(4) 各教科等の特質に応じ、「かく」ことを位置付ける。( 言語、数、図表、絵等を用いて)
(5) 作文のスキル向上を図り、客観的評価を行う。(表現タイムの設定と各学年の評価基準作成)
<効果的な表現を考える>
<マインドマップを使って文を書く >
<伝えたい動きの明確化>
3 「かく」力を支える力の育成
(1) 読書活動の充実
・学年に応じた読書目標の設定
・多様なテキストを読む機会の充実
・必読書選定
(2) 基礎学力の向上
・音読(現代文、詩、百人一首などの古典) <読書ビンゴ>
・漢字(文章の中での活用力向上)
・語句(辞書活用事例の作成)
<表現タイムで作った
・短作文(作文のスキル向上)
2年生の川柳>
(3) 宇多津教育マスタープラン
・国語のもと(A「構想メモを作って作文する」B「語彙を増やす」C「言葉のやくそく」)
・数学のもと
(4) 校内言語環境の工夫
・話し方、聞き方、読み方の意欲付けや手助けとなるものの掲示
・百人一首・ことわざカルタ
4 家庭及び地域への啓発
(1) 学校だより、学年だより(言語力アップコーナーの新設,毎月学習内容や実践を周知)
(2) リーフレット(学校全体の取り組みを家庭・地域へ啓発)【A3判両面カラー印刷】
研究の検証及び改善の手立て
1 学力の定着 調査やテストにより分析 → 授業改善
教科担任制や少人数授業な
・ 香川県学習状況調査、全国学力・学習状況調査 →
どの効果が表れ、どちらの調
・ 長期休業後の漢字・計算実力テスト
査も県平均をかなり上回っ
・ 国語のもと、数学のもと実施状況調査
た。
・ 話す・聞く力、書く力、音読の力、辞書を引く力の調査
2 言語活動に対する意識 調査により分析 → 意欲向上の方法を検討