平成26年(2014年)12 月 第15 号 季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理を、「行事食」といいます。普段と違う食事をすること で季節を感じ、家族で楽しく食事をするきっかけになるといいですね。行事食には、家族の健康や幸せを祈 る意味も込められていますよ。 冬至(12月22日) かぼちゃ料理 クリスマス(12月25日) 冬至の日にかぼちゃを食 べると,風邪にかかりに くくなると言われていま す。野菜が不足しがちな 冬に保存が効き、ビタミ ン豊富なかぼちゃを食べ るようになりました。 大晦日(12月31日) 年越しそば そばは細く長く延びるの で、細く長く生きられるよ うにと、長寿を願って食べ られるようになったそう です。また、そばは麺類の 中で切れやすいので一年 の苦労や災難を切り捨て たいという願いも込めら れています。 (1月7日) 七草がゆ 春の七草(せり・なずな・ ごぎょう・はこべら・ほと けのざ・すずな・すずしろ の7種類)をおかゆに入れ て食べる習慣があります。 無事お正月を迎えられたこ とへの感謝と、お正月のご ちそうで疲れた胃腸をいた わる意味があるそうです。 鶏肉料理 元々は、キリスト教の祝 日ですが、すっかり日本 の行事の1つになりま した。チキンやケーキを 食べる家も多いことで しょう。 お正月(1月1日) お節料理とお雑煮 お節料理には、長寿や豊 作、1年間の健康などを願 う気持ちが込められてい ます。お雑煮は、各家庭・ 地域によって中に入れる 材料や味付けが違います。 東日本では角餅、西日本で は丸餅が多いそうです。 うちのお雑煮は、丸いお餅で 大根や鶏肉なんかが入ってい るなあ。あんこのお餅のとこ ろもあるらしいけど・・・。 間もなく冬休み。1,2学期に行った調理 実習の献立を、ぜひ家でも作ってみてくださ い。忙しい季節です。家族の人たちにも、 きっと喜ばれると思いますよ。 裏も見てね
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