学校給食を考える1週間 - 東京都立世田谷泉高等学校

給
食
だ
よ
り
平成27年
1月号
都立世田谷泉高等学校
学校給食を考える1週間
1月24日~30日は全国学校給食週間です。
学校給食は明治22年に山形県鶴岡市で初めて実施されて以来、各地に広がりましたが、戦争のため中
断されました。戦後の日本は食料不足に見舞われ、子どもたちはいつもおなかをすかせていました。こうし
た状況に世界各国から食料品などの支援物資が届けられ、学校給食が再開されました。「全国学校給食
週間」はこれを記念して行われる行事です。この期間を通して、給食の歴史を振り返り、食べ物の大切さや
作る人の思いを知り、感謝の気持ちをもって食事をすることのできる、皆さんになってほしいと思います。
春の七草を覚えよう♪
お正月明けの1月7日の朝、春の七草をきざんで炊き込んだおかゆを食べると病気にならないと
いわれ「七草がゆ」を食べる習慣があります。
おかゆに入れる7つの野草は「春の七草」と呼ばれています。春の七草の名前は、昔から和歌(短
歌)の形にされて覚えられてきました。
「せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草」
せり
ごぎょう
なずな
すずしろ(だいこん)
ビタミンCやβカロテンなどのビタミン、
カルシウムや鉄分といったミネラル、そし
て食物繊維たっぷりの七草がゆはお正月
に食べすぎた胃を休め、偏りがちだった
栄養バランスを修正し、体を元気にしてく
にしてくれます。七草が手に入らない場合
すずな(かぶ)
ほとけのざ
はこべら
は、代わりに手近な青菜(ほうれん草や
小松菜)で作って試してみませんか。
~ビタミンCの上手なとり方~
ビタミン C は、体内で作ることができないため、食品からとる必要があります。
1.3食ごとこまめにきちんととる!
2.洗いすぎ、浸しすぎに注意!
3.加熱は短時間で!
多量にとっても2~3時間後には体外へ排出されてしまいます。
ビタミン C は水に溶ける水溶性ビタミンなので。
熱に弱いため、生食ができる場合は生で食べる方が効果的です(いも類に含まれる
ビタミン C は熱による損失は少ないです)
。また、空気に触れると酸化され効力を失
うので、大根おろし等は食べる直前に調理する方が良いです。
~ビタミンCを多く含む食品~
キャベツ、だいこん、
カリフラワー、茶葉、
れんこん、はくさい、
みかん、いちご、キウイ
じゃがいも、さつまいも
レモン